藪沢の釣りとニジマスから得た奥義「無手勝流」

2017年10月5日

前回の駅館川出撃での無念の思いが余程に強かったのか、
藪沢 への出撃がしたくて、個人的にモンモンとしていた。

そんな2015年8月の初旬のこと、チンの字から電話がきた。
「釣り経験は長いけれど、初の渓流釣りを楽しみたい人が居て、連れて行くにはどこがいいですかね??」

詳しく条件を聞くと、のべ竿 4.5m、ウェーダー購入済、他の仕掛けや道具は連絡・入手済で、とあるファミリーキャンプ地から往復、入渓時間は早くても朝9~10時頃とのこと。

そこで大分県内エノハ生息水系流域の各支流から候補をだして、状況・魚影・遡行のしやすさ、夕方のファミリーバーベキューに間に合う移動時間などを考えて、幾つか候補を提示してみた。もちろん、藪沢を中心に歩きづらいところは外してw

すると、電話の向こうでニヤリとしたのが見えた。
「では、状況確認に○○川行きませんか?www」
という、チンの申し出に即反応し翌日出撃することにした♪

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藪沢で釣りがしたい!のです

チンの字が連れて行くであろう大本命の川はお昼から釣ることに決め、
午前中は周辺の川でエノハの確認探索をすることにした。

しかし、初めての場所は存外に苦労するもの。
車を止めるに良い場所がなかったり、いやいやさっきの方が面白そうだ、
もう一山越えた水系もあるぞと、釣りもせずに無駄な時間だけを過ごしてしまった。

これはイカン! と、
「○○川の最上部で遊ぼうw」
と強引に入渓ポイントを決めた。

藪沢 の入り口 付近

「もう名前は、『藪沢 憧渓』にしたどうです?w」

そんなチンの字からの悪態にもめげずに釣り開始^^ 写真だけ見ると使いまわし?にも思われそうだが・・。
この藪沢に棲むエノハの密度は濃く、秋色エノハの期待も高い流れ。
秋の期待のためにも、夏は入渓選択肢としてあげることがないのだが、
どうも前回の無念に負けてしまったようだw

藪沢

倒木をくぐり、竿の長さを調整、仕掛けを巻きつけながら移動して、
5~6寸くらいのエノハの数釣りを楽しむ。
もうちょっと開けていたらビギナーズスクールなどで使えるのにと思いながらw

満足の行く藪沢釣行を切り上げ、
午後からはエノハの状況確認に向かうのだが・・・。

エノハ状況確認釣行に舵をきる

やってきたのは開けた場所、ここは渓流釣りがお初の人も歩きやすい川。
すると開始一投目からエノハが反応してくれた。
この川の夏エノハの元気の良さは特に際立つ。
キュッキュッ!とした機敏な走りには、つい笑顔がこぼれるというもの。

夏のアマゴ

八寸を頭においらが3つ、チンの字も2つとその引きを楽しんだ。
すると・・・。

今度は重さ溢れる引きが竿を楽しませてくれた。そうニジマス君です、微妙にイヤンw
これから九寸手前をメインに八寸後半から尺クラスまでが、エノハの居場所が分からなくなるくらい湧いてましたwww

あ、そうか次回の確認にきてたんだ テヘペロw というくらいヤリトリは楽しめました。

チンの字によると、その次の週もニジマスばかりでしたが沢山釣れてたので楽しんでもらえましたよ~^^ とのこと。夜のBBQではみんなで「ウマウマ」味わったそうです、一安心しました♪

まさにポイポイ娘の「ニジマスの悪夢 見せてあげる!」という感じだったが、
最後に落とし穴が待っていた・・・。

ついに奥義「無手勝流」開眼か?

この名前のネタどこかで見たのではないだろうか・・・。キーボードの前で考えが逡巡しながら、ついに自分も開眼できたという記憶に残る喜び兼お笑いに記しておこう。※弱冠の盛りありますww

ニジマス

この日の竿は6.1mの中硬硬、デッシィ2号からの献上(最近献上品や強奪品しかつかってないと気づいた・・)の品であった。この川ではこれまで5.4mがメインであったため、周囲への少し注意が散漫となっていたというのが個人的言い訳であり前提。

「よし!来たw」とニジマスとのやり取りも楽しみ終え、さあ取り込もうかと竿を立てた。
すると魚がグルグル回転を始めた? しかも竿が動かない?

やってもうた><
穂先付近で仕掛けが障害物、一応枝だということにしておこうか、に巻きついている@@

しかたなく川に入り得意の網でニジマスを掬い取りリリース、仕掛けを切断回収。
急いでまだ攻めていない奥側の流れを釣るために仕掛けを交換した。
ここまでが奥義前の修羅場w

ところが奥側の一発目がポロリン::、まじかと唖然としていると、上手の方から何かが流れ落ち希望の残っていた奥側でバシャバシャ飛沫を上げている。時を同じく、ニヤニヤ笑いながらチンの字が降りてきた、
「師匠ぉ~タモ、ヨロですぅw」
「しょうがねぇのぉw」と仕掛けを上げて(ここ大事w)竿を置き、尺手前で腹もでっぷりとしたニジマスをタモに納めた。

ここからが奥義「無手勝流」!

サイズを確認したり、ニジマス多すぎ、エノハ何処だろうなどとゆったり喋っていると、チンが何かに気づいた。
「あのぉ・・、師匠の竿動いてません?」
「は?」

ズ カラン ズズズ・・・。

え? 慌てて竿を押さえてみるとずっしりとした手応えがwwww
確かにハリにエサはつけたまま手尻のあたりでごく浅いに箇所に浸けてはいたのだが、
何時の間にか流れ落ちたものに食いついたニジマスが居たようだ@@
エノハの尺越えでなく良かったというのが実感です。

「お笑いなのか、凄いのかわからんですが、笑えましたよ」
そう嘲笑するチンの字に、
「フフフ、これぞ戦わずして勝つ つまりこれが奥義「無手勝流」じゃのぉ・・・」
応じたのは寂しげな声だったそうです。

転倒して竿と仕掛けを放り捨てたら尺物が釣れてた人も居るくらいだから、川に通ってればこんなこともありでしょう。

さあ、2015年の渓流も最終盤を迎え各谷では秋色エノハが待ってくれているとのこと、
あなたも「無手勝流」開眼しに出かけてみませんか?

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