渓流エサ釣り用短仕掛けのフィールドテストにて

2017年10月5日

BBSにても告知しておりましたが、釣りの仕掛けなどの通販を本館のページにて開始したいと思います。まずは渓流エサ釣り用の短仕掛けから準備してまいります。

渓流釣りビギナーズスクールなどで初心者の方が振込みと共に苦労されるのが仕掛けの結束でした。これは海釣りに慣れていても、0.6号以下と言うのはかなり細く感じられるようで0.4号以下だと苦悶の世界になります。慣れればなんてことはないのですが、最初は時間がかかるものです。

また学生の頃に親戚のおじさんと渓流にて遊んでいたのですが、しきりに「見えんからハリ結んぢくりぃ」と言われて作っておりました。その頃は若さゆえ「何言ってんだか」なんて不届き至極だったと今しきりに後悔しております。憧渓も目が薄くなり、現場でのハリ付け直しに十分な注意が必要となり、昨年のスクールでは余り糸でなくメインラインに鋏をいれてしまうという大失態も…。

仕掛けの試作品は一杯作ってみました

それらの経験により、初心者の方から練達の方をはじめ、忙しい方や周辺ショップの品数が少ない方のために仕掛け販売を準備しようと思い至りました。もちろん作っていくものは、自分で使い常に調整し新たなものにしていくつもりです。まぁのべ竿の釣り自体が単純な仕掛けなのでそう大きな変更ではないと思いますが^^

まずは短仕掛けからと考えたのは自身が源流域や藪沢で使用するためでもあり、使用時に天井糸を用意していれば通常のミャク釣りも可能になると考えてます。そこで販売前にはフィールドテストと称し自宅近くの川にて、ハヤと戯れ使用感を確認をすませました。

最終段階として一名のテスターにフィールドテストを行っていただいたので、今回はその実釣模様をお届けいたします。

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短仕掛け、フィールドテストの時間をなんとか捻出

2017年大分の桜開花は全体的に遅く、例年この時期だと満開の中を釣る感覚なのだが少し残念な実釣となった。

2017年桜咲く

テストに付き合ってもらったのはいつものチンの字。互いに制作関連が忙しい中、無理を言って頼み込み2人のタイミングを何とかあわせることに成功し、短仕掛けのフィールドテストに出かけることにした。

最終テストに使ってもらったのはもちろん販売に使うそのままの物、源流から藪沢メインでの使用を前提と考えている短仕掛け(長2m、0.6号ライン、川虫針)。憧渓は4.5m竿に提灯釣り仕様で、チンの字は4.9m竿で天上糸を2m強とって通常のミャク釣り仕様にてテスト開始。

釣果よりも使い勝手の方が気になっていたので意見を聞くと、テスターチン的には、接続、目印の移動、仕掛けの馴染みは問題なし、ただ糸の太さとハリの小ささとオモリの位置が個人的に引っかかったとの事。

そういえば、エサの対象をヒラタやピンピンに絞り込みすぎていたかなと思い直し、ハリは順次汎用性を考慮し変更もしくはサイズアップ、オモリ位置は12.5cmあたりからもう5cmあげることに決定。ラインは今後0.4号以下もラインナップとして揃えていくことで対応したく思う。

短仕掛けの仕様

下の写真がテスターチンに使用してもらった短仕掛けの最終プロトタイプ。

短仕掛け 渓流エサ釣り用
短仕掛け、長2m・0.6号ライン・川虫針

チチワ一重に取り外し用の目印付(これがあるのでミャク釣り仕掛け時には目印が3つw)、編み付けにした目印2箇所、ハリはグラン川虫スリムタイプ1号(半スレ)、オモリはG2クラスにティッシュでラインガード、仕掛け巻きは再利用のダンボールに布テープでラインガードをしております。

また仕掛けは一つづつチャック付のポリ袋に入れているので、ベストやポシェットから取り出して使いやすいようにしています。

上流域でのアマゴ実釣

ほとんど昼からの釣りのため源流域まで行く時間もなく、川虫を採って小一時間ほど釣ってみましたが、反応はすこぶる鈍かったのは残念。厳しい中で2人ともなんとか1尾づつ七寸強のアマゴをゲット。

テスターチンの釣ったアマゴ

テスターが撮ってくれた画像がこちら♪

憧渓のアマゴ取り込み

入渓しやすい箇所のために足跡もあり、魚の反応からみても直前に人が入っていたようだが結果もでたのでとりあえず一安心。販売に向けて現段階での確認作業をこれで切り上げ、今日テスターチン氏と意見交換した部分を反映させていきます。

さて、親戚と釣るときのポイントとして、デブニジも気になるがエノハの確認をしておきたいというテスターチン氏の意見に従いポイントを移動することにした。

重いニジマスに苦戦した2人

携行していた0.6号ラインに大型エノハ用の針を選択、仕掛けを作成して釣り開始。無反応のまま上流へと釣り上がる中、最初にヒットしたのは先行するテスターチン氏。勢いのある浅い瀬でかけたものの大きくは動かず、ゴゴッゴゴッ!っと竿を絞り上げる様子が伺えた。

少し離れていた自分にサイズは良く確認できてなかったものの、軽くウネル姿が見えたようで40~45クラスっぽいとはテスターチン氏。もう少し広くて深ければ楽なんだが、すぐ下に橋脚もあるため勝負が難しい場所だった。

何度かの締め込みを潜り抜けた頃、思い出したようにデイバックからカメラを出さないと!今さらながら思い至り目を離した瞬間に、「あああ><」と声が聞こえた。ジャンプしたニジマスが魚体を捻り込み、テスターチン無念のラインブレイク。

どうやらハリを飲まれていたのかチモト周りから切れたようだ。テスターも忙しそうなので、次回用に仕掛けを準備しておこう♪ もちろんフィードバックいたしますwww

そこから10mほど上流にて、「惜しかったな~」と話しながら浅い場所にて仕掛けを流していた憧渓。「あら?根掛かり」と軽く竿をあおると「いやww きてるっしょそれ!」とテスターチンの声に慌てる憧渓。

トルクのある走りはニジマスなのだが、チラチラ見える姿とサイズ(どう見ても四十越えなどでない)に伝わる重さがどうも自分の感覚の中で一致しない。時折竿の曲がりを確認しながらやり取りを続けるが、魚は全く弱ってくれずジリジリと橋脚のある下流側へと下っていく。

橋脚をどうクリアするのか、ネタにするべきか? それとも秘儀「竿飛ばし」を使うかと考えていると、
「タモいれしますわ~」と冷静な声が聞こえたww ありがとう!

流れは強めだが上手にニジマスの顔を向け下手に待機するテスターチンの網方向に送り込む作戦。この日は言わずともアイコンタクトは成立していたようだ。

一度目は失敗www 「大丈夫、もう一回いくわ~!」と橋の真下に潜り込んだニジマスを無理に上流へと引っ張り上げ、待機している網方向へ送り込むとタモ入れ、いや掬い取り成功^^ 実はやり取りの画像や動画も撮っていてくれたようで、へっぴり腰の憧渓に2人して大笑いしちゃいました♪

ファットなニジマス

30後半くらいのニジマスちゃんをゲットしましたが、まぁ太いですねこれはwww これよりもサイズが良かったテスターチンの魚体も想像がつくと言うものです。しかし、この後はエノハメインに探しましたが反応がなかったのは無念、午後3時も過ぎたので帰途につくことにした。

仕掛けの確認が色々できた良い半日となりました、テスターチン氏ご協力いただき本当にありがとうございました。

短仕掛け実釣とニジマスの終りに

今回一番確認したかった編み付けた目印部分は、見やすくテスターにも好評を戴きました♪ 鮎釣りもしてる人には馴染みがあるものですが、渓流専門だと意外に使わないことが多いと思います。

目印は自分も現場だと移動させることがほぼないため、ねじってポン(感覚で脳内補正おねがいしますw)が基本ですけれど、使用する人の好みの位置やポイントの状況が分からないため移動できるように編み付けてみました。

最初は動かし方に迷うかもですが、構造を理解すればすごく使いやすいと思いますし、ライン自体に色もつく感覚なので視認性も良いと思います。わざわざ自宅で器具を使ってラインを止めて作らなくても、慣れれば現場で作成も可能。今回ファットニジの釣りでも現場作成しましたが、目の薄くなった憧渓でも見やすかったですよ。

そうそう、最後に竿ですがテスターチン氏は5.4m天平、憧渓は6.1m流覇を使用しました。

追記:しかしニジマスの写真ご覧いただくと分かりますが、鳥のくちばしの痕が痛々しいですよね。反対側はもっと酷かったので撮影はしませんでした。今も無事に泳いでいることを祈りつつ、あ外来魚やったとwww

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