マットソニック理論(小林良彰氏による)をのべ竿道に活用する
ついに、このタイトルに手を出すときが来ました。今後の記事内にて、どうしても「マットソニック値ひっく~!」なんて言葉を使うことが考えられるため、先立ってその理論と提唱者である小林良彰氏のブランド「小林重工」について取り上げておきましょう。
何年前の話だろうか、自分の中でルアーが全盛期だった頃にBASSER(だったか?)をはじめとする誌上で氏の名前は頭の片隅に入っていたけれど、2010年前後にyoutubeで初めて「小林重工」の動画に出遭った時にはすぐには結び付かなかった。
「小林重工」、怪しさと楽しさが満点でしょw
計算された風貌と広範囲に亘る知識が、「釣りマニア」ではなく只の釣り好きの琴線を掻き鳴らすはず♪
マットソニック理論とは
正直言って私のレベルではマットソニック理論の理解度はまだまだ入り口なため、なにより小林良彰氏の動画によりその初歩的な考え方をご覧いただいたほうが早いように思います♪
「釣りには音も大事だよ」ってことですね。魚が振動をキャッチするのは側線と呼ばれる器官を通してであり、それを魚がどのように認識し行動するのかを考えると面白い! ってことだと思っています。
理解するには分かりやすい擬人化をし、都合の良い擬人化を極力省くことを念頭において、私なりに理解している点とともにマットソニック理論を少し詳しく見てまいりましょう。
① 水中と陸上では情報認識方法が違うということ
魚類も哺乳類も危険を察知したり、食物を捕るという安全な生活行動のためには情報認識能力が重要です。しかしそれぞれのテリトリーである水中と陸上ではその伝わる速度や種類に違いがあります。
どれもが重要ですが、例えば安全に生きる事のみを人間で考えれば視覚⇒聴覚⇒嗅覚などと順番付けできるかもしれません。しかし魚はどうなのだろうかと。
簡単に考えるならば、光の情報が極端に少ない夜の活動時に水中でどう捕食し、魚食性の魚から逃げるのかと思い当たります。
※オカタイ研究論文などを見ますと、水中では光や電波に比べ音の減衰が少なく広範囲に到達することが知られています。
② 魚の情報処理能力とは?
魚類学専門ではないのですが全体として参考程度にいえば、視力は人以下(範囲は人以上)、嗅覚は犬並み、聴力は高音域は人以下で低音域では人以上と考えておけばいいと思います。とりあえず釣りに関係しそうな各論はここでは省いておきます。
③ 計るという行為の重要性
危険物や捕食可能なモノとの距離、捕食ライバルの接近に伴う自他のサイズ、隠れる場所の広さ、光の量の増減などなど、当然の如く魚も計るという行為が重要で、そこには視力以外にも重要な要素が見えてきます。
④ 音から+αが分かるものと推測する
現代の機器で音を計測する行為で大きさ、距離、硬柔、速度がわかり、モノを破壊せずに内部構造を理解できる有用な手段として、医療・工事現場にて広く使われています。音の水中における優位性を考えれば魚にとって、情報処理を行う上で有効な手段であることは想像に難くありません。
また魚には側線よりも性能が良い上生体という器官があったり、浮き袋も人間で言うところの耳の役割を果たしているそうで、早いスピードで移動しても岩などにぶつからないのもこれらのお陰(サク大王様感謝です♪)と考えられています。乱暴にですが、イルカと同じような能力を有していると理解しときましょう。
魚がどのように音を利用しているかはあくまで想像の範囲になりますが、視覚・嗅覚以外の聴力+αの部分を重要視するというのがマットソニック理論の肝です。つまり、魚は捕らえた音によってその距離、硬柔から食に向くか逃げるかを考えると推測し、実戦にては逃げる音を排除し警戒されない音を高めていく作業をすることと考えます。
⑤ 都合の良い擬人化でなく数値化するための
マットソニック理論ですw
もちろん推測のため現実に数値化自体は不可能ですが、理解度と実験が高まれば想定として値をつけることは個人の経験から可能だと思えます。例えば(これは私が適当に考えたものです)コ式の着水音が10ms(マットソニック)でパンが8ms、針は-0.5ms、周囲の違和感(足音など)-3ms、ライン-2msで合計は+12.5msなどと^^b これは、まぁスタートの考え方としてです。
理解力と実戦が深まると、各部位の値の構成がみえてくるかもしれないと考えます。
なんとなく分かってもらえたでしょうか? 自分ののべ竿釣りに活かしたいためにかなりにじり寄せている気はしますがww 私は今まで漠然としていたエサ・ルアー・毛ばりそして釣りと仕掛けに一つの光が刺したように感じました。
この理論に基づいて作られたものが「小林重工」ブランドで販売されているコ式、マ式、8ENなどに代表されるソフトマシンのラインナップです。589本舗販売部にてご確認を♪
のべ竿道にマットソニック理論を活かそう!
できるだけ短くしようと頑張りましたが現状はこの程度www 私の理解度を実戦にてあげつつ記事の中で各論にあたる部分を今後も取り上げてみたいと思っております。
小林良彰氏の理論を自分なりの解釈を施し、まずのべ竿道の実戦に取り入れやすいと考えた重要なポイントをご紹介。
1、魚から逃げることを取り除くこと。
以上です♪ 長々と説明した割にこれだけか? というのですがまずはなによりこれです。
自分の中でms値を上げる基準となるべきものが見つかってない現状で、こうすれば釣れるもへったくれもございません。まずはms値を下げない準備をし、値が上がる要素を考えていきましょう♪ すでにルアーなどのリール竿使用はms値が高そうなのは分かりますよね?
私が渓流釣りを始めた頃は、「忍者のように釣れ!」が当たり前で、これはms値を下げない行為と考えられますよね。この点で存外勘違いしている人が多いかもしれないのは、多少の大声をだしてもms値は下がらず、大きな足音だとms値が下がるということです。
これは空気中の音や声が水の中に入って伝わっていくときには、音の強さは1000分の1程度になるという事に起因します。手を叩くと慣れた池の鯉が寄ってくる主因は実は足音で、手を叩くのは副次的要素とされています。だから釣りガールにはもっとキャピキャピしてもらっても、魚はほとんど逃げることがないと考えていいと思いますw 直接水もしくは川原の石で音をたてるのがNGだということが理解いただけますよね。
今後の実戦においては、川の中をザブザブ渡るか石をひらりと飛ぶのとはどちらが良いのか検証しないといけませんがw
そして初歩的なマットソニックの理解でも「なぜゼロ釣法だと数が釣れるのか?」がみえてきませんか。マットソニック無だと単に細仕掛けによりエサが最も自然に流れるからというものになります。ところが、
ラインが細ければ見えないのではなく発する振動が少なくms(期待)値が高まる、雑音が減るからエサ自体の振動もしくは音がはっきりする(もともと持つms値を高める)ことで認識・発見が高まり、嗅覚・視覚でも確認しようとする、そして危険性が低いと判断し捕食行動にでるからということが見えてきます。
この提唱者の伊藤稔氏は仕掛けを0に近づけるという工夫をするというように語っていますが、つまり
魚から逃げることを取り除くこと! ですよね♪
上手い人ってのは自然とそこらが身についているものなのかもしれませんね。
これ、すげ~重要デスヨ! 「魚から逃げることを取り除く」を実践しましょう♪
気付いてますか?ここまでに凄く大事な要素がもう一つあります♪
そう活き餌と死に餌ではms値は違うと考えて良さそうですよねwww だから結果も違ってくるんです。
(小林さんの趣意とは違ってきてるかもですが、渓流やのべ竿に活かすということでご勘弁を^^;)
マットソニック理論をのべ竿道へ の終わりに
釣りに行けない時は釣り番組も時折見るという人も多いのではないだろうか。残念ながら私には、押し付けハウツー&業界に媚売りまくり、しかも嬌声ばかりで露出すら無い内容の番組ばかりとなると、今ひとつこちらのエンジンに火が点くガソリンとはならない。
まぁバス釣りの番組の方が面白くて見たりしているのは秘密ww
そんな私に小林良彰氏はガソリンを注入し楽しませてくれます。以前のブログでも「艦長」時代に少し取り上げましたが、最近では「てんてい」として怪しい事務員風なヅラと共に「釣りマニア」とは一線を画す釣りは楽しいです。
ただここに書いたマットソニック理論は私の理解による部分が多いので、小林重工商品に触れてみたり、釣行の場面で意識しているともっと見えてくると思います。
※マットソニック=つや消しの音響
ディスカッション
コメント一覧
ms理論面白いですね。
憧渓さん
是非、わかりやすい表形式で渓流釣りでの事象と憧渓考ms値を作ってもらえませぬか(笑)
いよいよ小林重工さん登場ですね?
以前、エノハ亭で紹介されてた動画を観て以来、大ファンになりました。
釣りの理論も素晴らしいですが、人生訓もオリジナリティ溢れた唸らせるものがあると思います。
そんな小林重工の589EXは管理釣り場では絶大な実績を上げましたが、自然渓流のエノハには試してません。
今度は海で589本舗の8ENなどソフトルアー?を購入してマットソニック理論の効果を体感してみようと思ってます。小林重工さんには本当に頑張ってもらいたいと思ってます。
>執事さん、ヤマ92さん
どもども、返信遅れて申し訳ありません。
マットソニックと重工製品は、ホントに面白いです♪
商品取り扱おうかとまじめに考えておりますし、
一度お会いしてがっつりお話してみたいと思っています。
すでにGW直前、地震の影響もあって予定も潰れ悶々としております。
竿の強化を予定してますが、手が回っておりませんね~;;
ガツガツとやっていきます! ww
マットソニックの説明、ありがとうございます。 本人の小林良彰です。
夜間や濁った水でも行動し、エサにありつくこともできる。それが魚ですよね。
水中の乗り物、つまり潜水艦に窓はついてません。また、水中に戻った哺乳類のイルカやクジラは、極端に視力が悪い。
たぶん、これが最大の解答だと私は考えてます。
この発想からマットソニックの理論は展開してます。
もっと言えば、そもそも目とは何か?
私たちの目は、像を投影し、焦点を結び、色がわかります。
ですが、生き物の目がすべてその機能があるのか?
はなはだ疑問です。
たとえば深海魚は、どんな深い海に住んでいても、目があります。
しかし、メキシコの洞窟内の池に住んでいるメクラウオは、魚類でありながら目が退化してます。
これは何故か?
そんなことも考慮して、マットソニック理論はあります。
ちなみに589EX はあらゆるマス類に強力な効果がありますので、是非お試しくださいませ。
589本舗から通販を承ってます。
これからも どうぞよろしくお願いいたします。
小林重工 小林良彰より
小林氏本人にコメントいただきありがとうございます。
潜水艦、深海魚、メクラウオと指摘いただければ、ますます理解が深まる気がしました。
人間はどうしても目という情報収集に意識が強く、
ついつい魚も同じような感覚でいるという前提が都合の良い擬人化の始まりとでもいえるのかなと思っています。
以前に小林氏に贈っていただいた8en類、こっそりと楽しませていただきました^^
大分川の河口に幾つか沈んでおりますがww
変形のタイプをのべ竿で使い、スズキ・チヌと遊べたら面白いなと試行錯誤しているところです。
youtubeのコイ釣り八十八ヶ所、てんてい教えて! いつも楽しく拝見させてもらってます。
九州のとある場所で使ってみたいエサの筆頭が589EXです。
もちろん管釣りではありません^^
その際はぜひ購入して釣りに出撃したいと思っております。
わざわざコメントまでいただき感謝しております。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
ちなみに渓流釣りのネガティブなところは、エサの問題です。
生きエサの持ち運びは、気温が高い場合に痛みやすく、また現地でカワムシを調達できない状況もあることです。
589の場合は、現地の水で適量を作ることが可能であり、従来型のエサの心配はありません。
589の唯一の欠点は、あらゆる魚が大好きなために、ウグイやカジカ類、サンショウウオやカメなんかも大好きということです。
渓流釣りで589。
これ、かなり斬新でありまして、衝撃的かと思いますよ。
ちなみに、渓流釣りではありませんが、YouTube芦ノ湖でニジマスを589で釣ってる動画。
あの仕掛けの糸はナイロン6号です。
つまり、あまりに強力なエサを付ければ、糸の太さは関係なくなるということ。
マットソニックは相対的な概念です。
589はマットソニック理論ではありませんが、糸の太さは関係あります。
ですが、あまりに強力な先っぽが付いていれば、通常魚に警戒されるものを簡単にクリアしてしまうこと。
逆に言えば、先っぽが貧弱だと、糸の太さも影響してしまうということ。
釣りは魚が相手。
つまり人間ではないということ。
ここにどれだけ突っ込んだ概念を表現できるか?
これが私の釣りテーマです。
小林重工 小林良彰より
余談です。
魚は昼と夜の区別ができる。
当たり前のことだと思う人もたくさんいるでしょう。
しかし、よく考えてみてください。
深海魚は夜間に浅いところまで浮上してきますよね。
数百メートルの水深に生息している魚が、つまり可視光線の届かないエリアにいる魚がです。
これは魚だけではなく、イカや甲殻類プランクトンも同様です。
これは何故か?
太陽の光が苦手なために、このような行動にでること。
しかし、可視光線の届かないエリアで。
そもそも、生き物にとって光というより、太陽はどんな影響を及ぼすのか。
ゆえに生き物は太陽が出ている昼と、出てない夜の区別が必然的に必要になった。
これに関しての私の見解は紫外線です。
太陽、つまり紫外線を感知する器官としての目。
紫外線は有害であり、生き物には厄介なもの。
ゆえに防衛策としての背面に色素を集中させたり。
ちなみに腹側は、一様に白、つまり色素がないに等しい。
イカでさえ背面のみに色素が集中してます。
色素はつまりガン予防。
オーストラリアの白人は紫外線による皮膚ガンが異常に多く、有色人の比べ物になりません。
つまり色素は、紫外線による皮膚ガン対策として、生き物が得た機能かと。
対策は色素。
しかしセンサーはどこか?
たぶん、生き物の目は紫外線センサーがそもそもの役割かと。
たまたま、人間が高度に進歩して、可視光線を判別して、像を判別し色を判断できるようになった。
これは大脳の発達も影響してると思いますし、我々の目が手ぶれしないのは正に大脳の処理による画像処理の成せることかと。
では、魚にそんな複雑な画像処理ができるのでしょうか?
たぶん無理でしょう。
豆より小さな魚の脳に、どんなことができるのでしょうか?
つまり、これこそ魚が釣れる理由だと私は考えてます。
イルカは釣れません。
しかし、イルカは視力が悪い。
つまり、センサーの役割が対紫外線と生活行動では全く異なるのが水中の世界。
マットソニックの序章です。
小林重工 小林良彰より
これはすごい貴重な文章をいただいてると思います。
もう余談じゃないですね。
>センサーの役割が対紫外線と生活行動では全く異なるのが水中の世界
自分なりに理解しやすく、少し渓流魚に絞り竿にかけたときの動きで考えたとしましょう。
パニック状態となり必死に自身の最大速度で逃げる魚が石・岩にぶつからない。
根にも入れるし、葦の中をなぎ倒す(w)ように突っ込んでいく。
目だけで行動する場合、あくまで陸上ではありますが
通常の動物はパニックで走ると衝突や転倒の率が高くなるように思えます。
しかしマットソニックの序章を見てくると、
(以下はどこかで理論を読んだ記憶からですが)
空間認識及び対象物との距離やその材質(硬柔)などを確認できるセンサーがあるのでは・・、
それならば食餌の際にも大きな役割を果たし得るのではないだろうか・・。
うまく言い尽くせませんが、私はここになるほどと思わされました。
まだまだ実践や仕掛けまでとなると怪しい理解のためどうなるかと、
逆に楽しみな自分もおります。
youtubeのアップは常に楽しみにしております。
追記
渓流釣りのエサはホントに困りものです。
589EXをカメやサンショウウオも好きだとはwwww 試しがいありそうです。
正直、川虫とミミズにイクラは飽きてますので^^
ちょいと道具について少々。
ノベ竿を駆使して魚を釣ること。
とても楽しいことですよね。
そもそも、ノベ竿のパフォーマンスはどのようなものでしょうか?
魚が小さい場合には、どんなノベ竿でもそれなりに使用可能で、多分に釣趣第一で考えて大丈夫です。
しかし、魚が大きな場合、およそ60センチを越える場合にベストなノベ竿とはどのようなものでしょうか。
カーボン竿は軽くて都合がよい竿です。
しかし、ことノベ竿での大きな魚には常に破損の危険性がついてまわるものです。
私の解答は、重くてもグラス竿。
これに尽きます。
グラス竿の中でも万能竿と呼ばれる無骨な竿がお気に入りです。
継ぎ数が3の倍数、つまり9尺か18尺。
これが破損しにくい継ぎ数です。
21や15は、必ず破損の経験ありです。
12も同様です。
竿は一瞬で破損します。
カーボンでは その一瞬にトルクを発揮できずに破損し、9や18以外では竿の力の分散に円滑さを欠いてしまうのでしょう。
大きな魚、特に80を越える場合は18が最強のチョイスかと思います。
長すぎは、必ず魚に主導されてしまい、寄せに苦慮してしまいます。
さて、80を越える魚に対するミチイトの号数はどうか?
かなり厄介な問題ですよね。
私は基本10号。場合によって14か20号です。
とんでもない太さですね。
大事なことは接続です。
竿の先に、ケブラーでループを作り、仕掛けの側はスナップです。
この方法ならば、どんなに太いミチイトでも接続可能ですからね。
ミチイトはナイロンがベストです。
コイはもちろん、海面の大きな魚や、サケのような魚にも共通の手法だと思います。
そろりそろりと魚とやりとりするのも一考ですが、魚は人の予想を遥かに越える行動をしがちですからね。
つまり、力には力で対すること。
そのためには、確実に魚に食いつかせる先っぽが大事ですね。
従来型の考え方では、ヘラ釣りの延長か、渓流釣りの延長かです。
しかし、ヘラも渓流魚も大形魚ではありません。
ゆえに、必ず無理な案件が出てきて、みすみす魚を取り逃がす場合もあるでしょう。
特に、接続は一番無理なものを大形魚に強いてしまいますからね。
つまり、合理的に、確実に魚をとるための新しい概念が不可欠です。
ノベ竿による大形魚釣りは、じつは世界的に稀有な新しい釣りであるということ。
従来型の延長ではないということ。
このあたりを吟味して、新しい世界にこぎ出すことは、かなり意味のあることだと思います。
小林重工 小林良彰より
まさか本物の小林さんの話が聞けるとは?
まさに自分にとっては神降臨って感じで
50後半のオヤジの胸が高鳴りました。
今回の話を伺って是非、589EXで自然渓流それも源流に近い所の生粋のエノハを釣ってやろうとという決意が湧きました。
そして海でものべ竿道をマイボートで
実践してみたくなりました。
そのためのヒントも今回、だいぶいただけたような気がします。
テンテイ、動画いつも楽しみにしています。芦ノ湖の589でのニジマス爆釣動画は本当に驚きでした。
応援しています。!!
>小林良彰さん
この竿と仕掛け・接続のお話は、ホントに痛いところでした^^
対象が70~80cmを超えて来るような魚と対峙するときには、
渓流の延長で捉えていると、これは無理だなと・・・。
特にナイロンの太さそして竿の破損と長さの関係は驚きです。
考えが堂々巡りっぽくなってたところに光が差した思いです。
やはりグラス竿の入手と穂先及び継ぎ口の強化は必須ですね。
「二代目 剛」18尺を候補兼基準にして選んでみたいと思います。
正直長さは18尺では探る範囲のことを考えると短いのではとも思ってましたが、
強力なエサで解決できるかもしれないと思い至りました。
新しい世界が楽しみになってきましたよ~^^
「おいおい憧渓さん、こうした方がいいんでない^^」
なんて時はまたぜひアドバイスをお願いいたします。
>ヤマ92さん
神降臨でしたね^^w 絶対反応すると思ってましたww
渓流も型にはまり過ぎなくていいのではと思います♪
589EXの対エノハ使用は先を越されそうなので、
ぜひ教えてくださいませ^^
さあ、本物にガソリン入れていただきましたので、
一緒に果てまでフッ飛ばしますか~^^b
つたないコメントを連ばつしてしまって恐縮です。
少しでも 皆さまの参考になれば幸いです。
釣りには大きく分けて二種類あります。
魚に寄る釣りと、魚が寄る釣りです。
渓流釣りを代表に、ルアー釣りフライ釣り、つまり自分が魚に寄っていく釣り。
もうひとつが、ヘラ釣りを代表に、コマセを使うあらゆる釣りです。
このふたつの釣りの違いは、道具の量でありまして、つまり魚に寄っていく釣りはシンプルで、魚が寄る釣りはめんどくさいということかと。
もちろん皆さまは、前者の釣りをされているんですよね。
さて、ここからが問題です。
魚に寄っていく釣りは、常に魚との距離が命題になります。
故に、ルアーやフライは必ず飛距離が最大の関心事ですね。
渓流釣りでも竿の長さがポイントになります。
以前、細山さんと話をした時に、竿の長さは一番悩みのたねと言ってました。
つまり、魚には届かせたいが、魚を掛けた後に長さはマイナスに作用する。
なんで、細山さんの竿、キングを釣るあの竿は9メートルより短いですよね。
1メートルでも1センチでも短くしたいこと。
しかし、魚に寄っていくには長さが不可欠。
ちなみに、細山さんは接続も独自のリリヤン結びをしてましたが、本人曰く10号が限界とのことです。
何度もキングに糸を切られ、川の中で転げる姿は印象的ですよね。
何故か?
踏ん張って魚と力で対することが不可能だからです。
魚には届かせても、その後には成す術がなかった。
最終的に細山さん本人も、あとは引きの弱い魚に当たるしかないと言ってました。
だましだましのやり取りしか従来はできなかったということですよね。
しかし、機動的に魚を寄せて、しかもだましだましではない対応を如何にしたら可能か。
たぶんそれが先っぽですよね。
つまり魚が寄ってくる先っぽが付いていたら、竿は短く また力対力でやり取りできるということ。
この発想は極めて重要です。
しかも、めんどくさいことが一切ないこと。
最後のピースは589ですね。
チヌやガシラにも効き目ありますので、川のみならず、すすんで海面でもお試しくださいませ。
機動的な、しかもめんどくさいことが一切ない、世界的にも例がない第3のアプローチ。
それを589で。
あとは皆さまのアイデア次第です。
小林重工 小林良彰より
どもどもです^^ てんていおしえて特別編かとおもってます♪
一つ一つが腑におちてきます。
しかも最近目が薄くなって(w)、スクールなどで受講される方の目印を追うのですら
「どこ??」という具合なのに、10m前後先の目印なんてという始末。
渓流だけで言えば、この20数年で何故ここまで長くなったのかはなんとなくわかります。
しかし18尺クラスの竿でもやれる方法が確立できれば、
やりとりや取り込みを考えれば9mよりも使いやすいのは確かなことですね。
河口付近で8mクラス以上の使用は、
個人的に釣っている橋脚回りや電線周辺のポイントにて使いづらく
40クラスのイダ(ウグイ)ですら取り込みに四苦八苦。
ウェーダー使えば少しは・・・という話ではありますが、ちょっとそれは^^;
竿を強化し、機動性をもったまま、魚を寄せる先っぽ。
これがアプローチの鍵ですね。
力と力でやり取りできるようにする!
ということは・・・、
仕掛けの結束そしてハリもですね^^
慌ててコイ釣り講座を見てきました♪
通し仕掛けで14~20号の道糸直結を考えてたのは、
まだまだ抜け出せてない証拠でした(汗ww
これって確か師匠の取材釣行で俺が4mの竿で40cm位の鯉を釣った時に目的地に行く道中車の中で話してた事ですよね?
実際その話を聞いて渓魚を水槽で飼育してる時にエサをわざと着水音がする用に入れると瞬時に上を向いて捕食体勢になってましたしから!
と言うか小林様の書き込みで師匠のテンションが上がりまくって部屋でニヤニヤしながら踊ってる姿が浮かびます(笑)
そうそうwww あの時話してた事です^^
もちろんテンションもうなぎのぼりです^^
昨日は釣り具スーパーイヴへ道具類のハリ・ラインなどの確認にいってきました
ただし、10号以上のドビン巻きが売ってなかったので泣いてます。
川スズキはちょっとポイントのタイミングを逸したので慌ててません。
これから夏時期っていうとボイル狙いがメインだったため、
今ひとつポイントがつかめていないってのもあります。
海は近々チヌあたりで試し釣りへと行く予定です。
新規の渓流ポイントとエノハ開拓もあるので忙しくなりそうですね~^^w
くだらない話ですが。
たとえばウキ釣り。
魚の食い付きを知らせるセンサーとして。
一定のタナをキープさせるバランサーとして。
このふたつがウキ釣りのウキ長所ですよね。
しかし、もうひとつ。
ミャク釣りとの対比として、ウキ釣りの長所は、可動半径の増大です。
ノベ竿におけるミャク釣りとは、竿下プラスαです。
しかし、ウキ釣りは竿一杯振り込めば、ミャク釣りの可動半径をはるかにしのぐディスタンスです。
つまり、ミャク釣りの9メートル竿は、ウキ釣りの5メートル竿とほぼ同じ範囲の攻略性能です。
だとするならば、ウキ釣りで9メートル竿を使用すれば、たぶん未知の領域を攻略可能です。
また、ウキ釣りで5メートル竿を使用すれば、従来のポイントに対して短い竿、つまり扱いやすくパワフルな竿を使用可能です。
このちがいは相当なちがいです。
あとは、高性能なウキがあればよいですよね。
たとえ、岩にあてても破損せず、長距離でも見やすい、高度な浮力があり、どんな使用法でも抜け落ちることなく、極めて軽量。
そんな市販のウキなどないかもです。
ですが、私どもが販売しているウキ、甲型。
かなりふざけた見た目ですが、私が考えるかぎり、最新の超高性能ウキです。
ちなみに、私の動画、コイ釣り八十八ヶ所ではメインに使用しております。
ウキ釣りの可能性拡大案。
これも重要なテーマかと思います。
余談ですが、甲型は06から20号までのミチイトに適合します。
小林重工 小林良彰より
丁度昨日の夕方弟と芦ノ湖の鱒釣りを見ましたけど終始爆笑でした(笑)
大物が来た時にとっさに細山!って言って細山さんがキングが掛かった時なんかにする竿の持ち方をしたのが最高でした!
俺や弟も60オーバーの鯉が掛かると良くやりますし(^_^)/
これはもう完全にてんてい教えて特別編ですね(≧∇≦)b
>小林さん
確かに脈釣りの延長だけではだめそうですね><
今後ウキ釣りは、海や河口周辺だけでなく渓流域でも方法として頭に入れました♪
また60ではきかないサイズのトラウトもおりまして、
そこではエサも含めて別のアプローチでないと獲れないなと思っていたので、
甲型ウキと589EXの組み合わせもあるな^^ (ニヤリとw)
早くも自然渓流での589EXに釣果が上がってます。
今後が益々楽しみです♪
>しんさん
今日は2号の依頼で竿選びに行って来ましたよ^^
1500円もする5.4mを補強するとのことですえ~w
準備整えておかれますようw