サンバソウ で竿を折る! 海釣り初戦のころ

2016年9月3日

かつて相方のチンの字とのルアー釣行(シーバス狙い)の中で話題になっていたのが、
佐賀にいるという凄腕のおじさんだった。

海釣りには詳しくないので正確ではないかもしれないが、
完全フカセの状態でゴカイやオキアミを流し、まき餌をせずにチヌやスズキを数多く釣っていたという話。

撒き餌をしないということに心惹かれたまま数年後、
禁漁期間にでも海で「のべ竿釣り」も楽しんでみようかというのがことの初まりです。
サンバソウ メイタ ホゴ コッパグロなどが主な狙い。

※過去記事からの移転・加筆修正分。

サンバソウで初戦にて竿折れ!

さて海用にと準備したのは、後輩から略奪していたアポロ(笹倉製作所)の秘峰 硬調4.5m。
エサはオキアミ、ラインは0.4号相当~0.8号クラスを使用、
針はシーズン終了で余っていた渓流用のヤマメ針。
こちらがその時の道具類。ウェーダーやタイツ類、ベストやザック類もなく快適www

始めた頃の道具類

さて試してみた釣り方です。
波止場や防波堤では、落とし込みドリフトなどと適当に名づけた方法で狙っています。

基本はヘチ沿いにオキアミを落とし込み、潮の利きや流れ具合によってG2~4Bくらいのオモリを使用。
(または竿の耐えられる範囲での重いオモリ)
フリーやカーブフォールにてアタリを待ちます。

もう一つはできるだけ軽いG2以下クラスからオモリをつけない状態で、
フリーフォールさせていく相方のチンの字が好きなパターン。

アタリは慣れるまで正直取り難いです。
目印は4~6個ほど付けたり、蛍光のラインの方がいいのかなと思ってましたね。
まぁ渓流のミャク釣りと一緒で目印だけでなく目印回り全体の変化を見ているといいなとw

こんな感じですヨ

渓流釣りで遊ぶ魚と違って、海魚の引きはやはりワンランク上の強さと実感。
特にサンバソウやクロは20cmクラスならヒュンヒュンと糸泣きが凄い~♪

鮎タイツやベストもなんも要らないのが楽チン楽チン♪
しかも多少振り回しても小枝や蜘蛛の巣もない、な~んて気楽なんだ。

リールを使っているときには分からなかったのが、ハゲの一瞬の引きの早さ‥。サイズによっては糸を泣かせます、くぅ~♪

ウマヅラ

季節にあわせて、アジ、コッパクロ、カワハギ、キス、メバル、メイタなどが楽しませてくれそうです。

と調子に乗って楽しんでいると、下写真のサンバソウにお気に入りの秘峰をへし折られちゃいました‥。
おいらの手入れが悪かった(未掃除のまま砂利噛み込等)上に、
足場の高いところなのにちょっと強引に竿を立てたのが原因。
反省点としてしっかり刻みつけました。

サンバソウ

あまりに悔しかったので夜の煮付けにしてやりましたw

 さ、竿が立たない‥

サンバソウで舌鼓を打った数日後のこと。
チンの字から興奮した連絡をいただきました。

チン:し、師匠~!
憧渓:どしたぁ、隊長?
チン:や、やられました‥。
憧渓:なんか、良いのバラシたんかえ?
チン:さ、竿が立ちませんでした!
憧渓:はぁ?

ぐぅ~ん、と食い込まれて竿が立たないまま1号ラインが飛ばされたとのこと‥。

其処までかナァと疑心暗鬼なおいらでしたが、全く同じ目に遭いました。
喰いに合せた瞬間、竿がミリミリときてふっと軽くなる悔しさを体験。

果たして、この魚は・・・、っておチヌポイントなんでねwww