石造物

文化財・史跡探訪

岩屋寺石仏 風化が進み消失寸前の県史跡へ

岩屋寺石仏は、大分市の古国府から旧道(宮崎街道)を経て上野丘高校へ続く坂道の入り口に位置している。元は国史跡の指定であったが、脆い石質のため風化が進みかつての面影すら見えなくなり、現在は県指定の史跡に変更されている。
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元町石仏、岩肌から掘り出された高さ3mの摩崖仏

元町石仏は大分市中心街から少しだけ離れた上野台地東端にある薬師堂内にひっそりと佇んでいる。11世紀ごろの造立と推定されており、石仏群としては風化が進んだものが多いものの、本尊である薬師如来坐像は健在で往時を今に伝えてくれる。