アマゴの尺越えにハヤ竿で遊ばれる♪ 源流から転進したポイントで

スポンサーリンク
2003年 エノハ釣行記 第6話

朝早く出発しよう! そう思いながら、起きてみると…。すでに、まったりとしながら朝飯を食べている自分がいた。
そんなら、近場の源流域に行くか!?

~2003年 エノハの渓へ第6話~

先行者が入ったと思われる後を釣ることに

遠出をするはずが出鼻からくじかれたようで、この日も近場のアマゴ狙いということになりました。

お気に入りのこの川も結構人が多い。仕方なく午前11時頃一度支沢に逃げてみたものの、すさまじいクモの巣にやられた上にアブラメばかり。

そこで、12時半頃に人が入った後と思われる本谷の方へと転進。

しかし、
憧渓 「川虫もとれん…」

ここは川虫のつき場がかなり渋く、いない所にはまるでいない。
採られてしまったのか、などと考えながらミミズを中心に流すことに決めた。

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

竿   APOLLO 秘峰 4.5m 硬調
糸   天上糸 1.0号
    ハリス バリバスゲーム3lb(0.6号相当)
ハリ  がまかつ キジスペシャル7~8号
オモリ ガン次郎G4~G1号
エサ  ミミズ

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

天狗の鼻はポキポキと音を鳴らして折れる

釣り始めてすぐはアブラメの猛攻にあったものの、小堰堤で良型のアタリがきた。しかし、カカリが浅かったのかバラシ…。

そして、2つほど落ち込みを上がった淵のヒラキからの段々瀬で本日最初のアマゴが来た、でも6寸程なのですぐに川に帰す。

その上の淵でも同サイズが1本。本当に人が入っていたのか? と思うが、続いて良型のつきそうなポイントの本筋が石にぶつかって巻く流れで7寸アマゴをゲット! ここで、

憧渓 「やっぱ俺ってやるなぁ、フフフ」 などと調子の良いことを考え始めたまま、本筋にはすでにエサが投入されていた…。

時、

憧渓 「来た~! あ・アレ、ン?」
良く見るとそのポイントの上には枝が大きく張りだしていたのです。
憧渓 「オイ・オイ、あ~ぁらら…」
天狗の鼻はすぐにへし折られましたとさ。

再度、良型の期待できるポイントでも

憧渓 「よし! 来た」
8寸以上は間違いなさそうだが、抜くタイミングは逃してしまった。

時、

憧渓 「あら、軽くなった!? なんで!」

戻ってきた仕掛けを見ると、ハリが無くなっていましたトサ。も、もしかしてきびり(結び)そこなったのか(恥・恥)。再び天狗の鼻はへし折られたのです。ウウっく。

その後2本アマゴを追加したものの、完全に意気消沈状態。そこで、“遅い昼食を”ということで午後3時半にアルクでラーメン。

「今日は一人かえ?」と聞かれ苦笑い。前回と同様に別の川へ転戦。

移った川で尺越えアマゴ

アマゴの尺

この川についた時にはすでに5時に近くなっっていたため、短時間の勝負。

川虫を採って流してみるものの6寸5分ほどのアマゴが1匹だけで、あとはオイカワ君がじゃれてくる程度。1時間が経過した頃、帰るかどうするかと悩みながらも、粘って見ることに。

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

竿   シマノ ハヤ竿 5.3m 硬調
糸   天上糸 0.8号 
    ハリス zaito鮎 0.2~0.3号
ハリ  オーナー きじ7号
オモリ ガン次郎G4~2B号
エサ  ミミズ・クロカワ虫

/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

前回、地元のおじさんがウキ釣りで狙っていた辺りを丁寧に攻めてみよう。
1匹めは、期待通りのオイカワさん。“こんなものなのねん”などと思いながらも再度エサを投入すると、目印にはっきりとアタリがでた。

良型っポイぞ。
憧渓 「ラッキー! 8寸くらいだな」

使用していたハヤ竿は大きく弧を描いている。
先日の事から一瞬ニジマスか? と疑心暗鬼になるが、まぁいいかヤリトリの練習しようと竿を上下流に倒して走らせたり、ためたりと余裕のあしらいをしていた。

さあ寄せとばかりにタモを取り出すと、そのゆるみに気がついたアマゴがこっちに突っ込んできて、自分のぐるり(まわり)を一周し体に仕掛けが巻きつきそうになる。

ひやっとしたが、こちらも身体をぐるっと回して対応(w)ラインは切れていない。

そのまま、再度泳がせながら下流に取り込みの場所を求めた。(水がにごっていたので、この時点でサイズは見えていない)そしてタモを出したが、竿が重みに耐え切れずに最後の5cmが寄らない。

いいかげん鈍感なおいらも事の重大さに気がつき始めた…。

憧渓 「もしかして、尺越えアマゴ?」
この時点から、頭は真っ白になった。

ガンバレおいらのハヤ竿!

ここは薄い平瀬で、下は大きな落ち込みがあるのでココで勝負をつけたい。しかし引っ張りあげる岸も無いため、どうしてもタモに入れなければならない。

流れと重さに負けることを何度となく繰り返し、「ガンバレおいらのハヤ竿」と応援した後にやっとタモ入れに成功。重い尺7分のメスのアマゴでした。
こいつなら、久々にお持ち帰りしよう! と、とっとと捌いて家路につく事に。

アマゴ

※追記:ハヤ竿で苦労させられた、懐かしい思い出ですな~♪ 自分を中心にヘリコプターのようにアマゴがグルグルと大きな円を描いていた記憶が甦りました^^

2003年『エノハの渓へ』第7話へと続く♪

タイトルとURLをコピーしました