さて、とこの頃を思い返してみる。
今一つはっきりしないが、写真だけはある。
同行者はいつものチンの字に、宮崎のW君を加えた3人だった。
秋雲に覆われて少し薄暗い大分川は、前日の雨のせいか笹濁りの状態。
泣き尺を頭に九寸越えのアマゴが10本以上釣れた日でした。
~2006年第6話~
アマゴと思い出が甦った
確か「アメゴを釣りたい!」という希望に応えたはずだ。
なんて記憶をたどっていくと、
嫌だった仕事のこと、
みんなに迷惑をかけたこと、
どうしようもないことと自分の情けないこと、
なんて嫌な事まで思い出してしまう。
でもエノハ(アマゴ・ヤマメ)の画像を見ていると忘れさせてくれるぞ♪
なんて思っていたら‥。
竿を折ったこと、
大物を逃がしたこと、
コケタこと‥。
悪いことしか思い出さないが、
過ぎてしまえば楽しく思えることもあるんだな。なんてね。
さっさと話に入りましょうか(笑!)。
禁漁前に色づきはじめた大分川アマゴ
大分川の支流にて、遠来のW君を先頭に釣り上がる。
アマゴが釣れたり、アタリを外したり、ばらしたら先頭交代というのが暗黙のルール♪
瀬が続いた後の大渕までは小型のアマゴばかり。
大渕の左岸の大岩を乗り越えると、ちょうど良さそうな岩からの落ち込みが開きと瀬を持った広めのポイントが点々と続くようになった。
川幅は広いとは言えないが、3人でも楽に釣れるのは嬉しいもの。
するとW君の竿に良型アマゴがきた。
九寸アップだから満足かな♪
さぁて写真写真っと、ウキウキしながらおいらが寄っていくと、ん?
「もう、リリースしちゃいましたよ」
「ん、なぁ○×△□、あれやこれや!!」
と、カメラを防水ケースに入れなおして竿を持ったとたんに、
「いい型ですよ~!」とチンの字
「おまえらなぁ!」
と文句はいったものの、グッドサイズのエノハじゃん!
とタモを貸して、写真を撮影♪
カメラをなおし(大分弁でしまう、収納するってことです♪)竿を持ったとたんに、
「来ましたよ♪ いい感じですわ!!」とW君
「勘弁しちょくれや~!」
「私にも釣るタイミングを~!」と繰り返してましたが、おいらにもこの後何本かの良型アマゴちゃんが竿を絞ってくれました。
これもおいらがブツブツ文句垂れたおかげかな、イヤイヤ♪
パーやら色合いやらが似たのが釣れてくるとまぁ安心な部分もありますよ。気持ちですけどね♪
ただし、アマゴにしちゃちと朱点が薄いなぁ(ちと涙)
今日は全部リリース♪
もちろん産卵前ってのもあるし、場所も場所なんで大切にしたいと思う。
おいらのルールは簡単!
釣れたエノハはおいらの分
釣れなかったエノハは神様の分
食べないエノハも神様の分
そしてその谷や沢の総ては、周辺に棲む人たちが神様から預かっている分
つまり余所者で食べないから逃がす、それだけ♪
ってことです♪
あんまり目の前のことだけで考えることじゃありませんやね♪
まぁしっかりと説明するのは別の機会があるはずかも(笑!)
アマゴの良型踊る秋の大分川
この日は、9寸越えのエノハ(アマゴ)ばかりと、遠来のW君には良い釣り日和となりました。
大分川でもなかなかこんな日はないですね、しかも3人とも良型ばかりなんて♪
おいらが一番数が少なかったのは残念ですけどね^^;
よき一日でしたな。
秋色エノハ(アマゴ・ヤマメ)の季節、いつもよりほんの少しだけ上流に行って見ませんか?
良いことがあるかもしれませんよ♪
2010年エノハの渓へ第1話は、
渓流釣行再開、こちらは2010年の渓流釣り解禁日の模様となっております♪