古墳

古墳の記事。

文化財・史跡探訪

大臣塚古墳 骨と剣が副葬品、百合若と伝わる武人が眠る

大分市元町にある大臣塚は、江戸時代初期の台風により中から白骨や刀剣などの副葬品が見つかったが当時の府内藩主である日根野吉明が埋め戻し、石碑を立てて丁寧に供養もしたという。また、大分の百合若伝説に関わる重要な場所でもある。
文化財・史跡探訪

太郎塚・次郎塚 国史跡 実相寺古墳群を成す2つの円墳

太郎塚と次郎塚は大分県別府市北石垣で南北に並んで位置する円墳、2017年に国指定の史跡となった。鷹塚・天神畑古墳と共に実相寺古墳群を形成し、速見地域の首長墓の一つで6世紀末~7世紀初頭に築造されたと推定。塚名は百合若伝説に因むと言われる。
文化財・史跡探訪

蓬来山古墳(大分市)へ 庄ノ原台地にある大分川流域最大の前方後円墳

県史跡である『蓬来山古墳』は、周濠を含めた全長は80m程で、大分川流域に現存する最大規模の古墳。同流域の首長に関すると考えられる墳墓群で、最初期のものと考えられている。
文化財・史跡探訪

古宮古墳(大分市) 壬申の乱で活躍した大分君恵尺が眠る地

大分市街地からほど近い丘陵の南斜面にあるのが古宮古墳。壬申の乱で活躍した大分君恵尺(おほきだのきみえさか)が葬られているとされる。九州唯一の横口式石槨は、古墳マニアなら一度は見ておきたい場所だ。