大分川釣行、夏は毛ばりやルアーで。しかし九寸アマゴまで^^

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2005年エノハの渓へ第10話

今回、夏の大分川釣行でアマゴの釣果や如何に♪
小型スプーンにミノーそして毛バリなどを使った疑似餌釣りで攻めてみることにしました。

と釣行前に、自分の中で大きな影響を受けることができた前回の郡上八幡への小旅行♪
仕掛けや渓流釣りに対する姿勢を見直す良い機会となりました。今後の文章や釣行が少しづつ変わっていくかもしれませんね(ハハハ…)。

【2021追記】 郡上八幡探訪記録はあまりに釣行記というには、ということで釣行記であるエノハの渓へから外して別カテゴリに移動しました^^

例えば、付けたえさを何処に投入するのか、ポイントを立体的に捉えることができるようになりたい、振込みの正確性、抜きや竿捌きから流す姿勢までを含めた技術の向上、自然を見る目もすらも技術なんだという捉え方等々。

漠然と居た自分の姿をより具体的に変えていきたいと切望するようになった。
もちろん、単に数を揃えたいとか大物を上げたいとかってことじゃない。
自分自身の姿勢をどうしていくか、そしてそれがどんな釣果を上げ、生活のスタイルに取り込んでいくのかということに集約されるようにしたい。

なんて云ってもどうなるか、限られた時間の中だからねぇ。

~2005年 エノハの渓へ第10話~

大分川の各支流を毛ばりとルアー

大分川はおいらのホームグラウンド。
各支流の七瀬川、阿蘇野川、由布川、芹川、花合野川、小狭間川など通えば通うほど新たな発見がある。それでいて大物や数釣りも可能という贅沢さ。
郡上も羨ましいが、これはこれで自慢できるしね。
大分川をいろんな意味で大切にしていくつもり♪

さてさて、導入が長くなりました。

おいらは6月の中ごろから7月の始めにかけて、1日2~3時間暇あればお得意のコソコソ釣りをしに大分川各支流に出撃していた。
だけど、今年の渇水は例年以上に厳しく、4月から水が無い無いと云い続けていた気もします。

そんな中で、水がある場所に点々と出没。
数も良い時にツ抜けができるのがやっとという感じで、なんとかボウズを逃れるのがやっとという日もありました。
主に七瀬川、阿蘇野川、由布川、芹川を散策しましたが、どこも大差はありません。

大分川支流の渓流
=大分川のとある上流部=

この時期エサ釣りはやっぱり渋くなってきますね~。
ドライフライのように表層を流してみたり、ピンポイントに餌を入れたりなどの工夫が要りそうです。

流し方に合わせた餌の選択も重要でしょうか。
毛バリやルアーに切り替えてみるのもアリでしょう♪
色々考えて戦略をたてるのはどんな釣りも一緒、エサ釣りだってボケーっと流しとけば釣れるってもんじゃないから。

てっちゃんがテンカラ釣りの面白さを力説していたし、見ているとおいらにもできそうだということで、かなり真面目にテンカラに取り組むようになりました。

最初はより糸にハヤ竿でしていたが、今は源流用の竿に3~4号の単糸(レベルライン)を使ってます。
振込みは少しづつ巧くなっている気はします。
残念ながら、まともに釣れてないんですがね(笑!)。

子どもの頃に大野川の白滝橋で使っていたようなハヤ釣り仕掛け(ウキ付で毛ばりが沢山の仕掛け)のカガシラ釣り時のほうがアマゴが釣れるという結果に苦笑いw
もう少しやりこまなければ…。
竿も欲しいがコルクグリップはちょっとためらいます。

毛ばりに出たエノハ

毛バリならチョンチョン釣りの方が個人的には楽かなと♪ 上の一枚も源流部でのチョウチン毛ばり仕掛けに飛び出た一匹。
毛バリを釣行時には潜ませていたのを思い出しましたねぇ。

【2021年追記】 個人の感想ですが、あんまりテンカラ釣りってイメージに囚われずにエサの代わりに毛バリを使う感じでよいかと♪ テンカラだと振り込みの練習も要るでしょう(まぁそれも楽しいのだけれど)しね。夏の朝夕などで提灯仕掛けの先に毛バリを付けて、チョンチョンと叩いてツーっと下流側に引いてみると良い結果が得られるかもですよん^^ そうそう、ミミズで水面を叩いても意外に面白いことになりますので試してみてください。流すミャク釣りだけが渓流のエサ釣りでもないですからね。

毛バリとルアーの疑似餌釣りに没頭している頃、前後して大分川の尺越えアマゴの目撃・バラシ情報が入っていたものの、おいらの竿には七寸の上までしか遊んでくれませんでした。

アマゴちゃんたちは、一体何処に居るんかえ?

九寸アマゴは釣れたけれど…

「カラ梅雨だ!」とテレビでは、農家の人が恨めしそうに空を見上げたり、雨乞いの映像が流れるほどの天気が続いた。

ところが、一転の大雨。

大分川でも、昨年の台風でさえ大変わりしなかった川の流れが大きく変化。
三抱えはありそうな大石が、川原のあちこちで消えていた…。
被害の大きかった県西部から熊本の小国方面にかけては、川原はもっと酷いことになっているのだろう。
「アマゴは残っているのだろうか」と心配になった。

なんだかんだと暇が無いため動けない日々に、ストレスは溜まる一方。
そんな折、17日に福岡のtakeさんが父上殿とともに大分川に来るということなので、少し同行することにした。

車を止めてから周辺状況や近況報告で談笑した後、釣りの支度に入った。
ところが久しぶりの釣行のせいか、ベストが無い…。
つまりエサ釣りの仕掛けが無いってこと。幸いにもルアー竿を持っていたので、この場をしのぐことにした。

釣り人と川

さて今日の川は? というと、奥にあった流れが手前にあったり、葦の群生が根こそぎなくなっていたり、淵から大きな開きになっていた場所が消えていたりと大変化。
自然の力に驚いたのではなく、恐ろしさと安全確保を強く再認識させられた。

川原に下りると水は美しいが、川底も美しい。
大雨の傷跡も周囲にはっきりと刻まれており、もちろん川虫は少なめの模様。
おいらはルアーなので準備も早く、2人より先にキャストを開始。

/_/_/_/_/_/ 憧渓の仕掛け _/_/_/_/_/

■竿/6ftのUL。ヘロヘロ竿だがこれしかなくて…
■リール/シマノバイオマスター2500 Wハンドル
■糸/4lb。だと思います。

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まずは、岩魚スプーン(5g、金色)を使用。
開きから流れの本筋を中心に、数投様子をみるが反応は無い。
そこで、落ち込み直下の白泡の中を通してみると、竿にがっちり咥えこんだ反応がでた。

尺あるかなと思うような体高だったが、九寸と少し。下あごに比べて上あごがの方が変に長く出ているのが特徴のグッドサイズに出会えた。

アマゴ9寸越え ルアーにて

時折見かけた気がするこの上あごが出ているタイプ。秋にかけて、鼻曲がりになる一歩前のものかもしれないなんて、都合よく思っておこうか(笑)。

下あごはほんとに小さめ…。

アマゴの面構え

ただ、ルアーでは簡単に寄せれたのが面白くなかった。
そういう意味では、至極残念な1匹となった。
のべ竿でかけたらもう少し楽しめたんだけどネ。

その後は、全くハリガカリしませんでした。
ツ、ツライ~。
ルアーにチェイスは沢山あったんですけど、口を使ってくれない。ルアー、タイミング、それとも腕のせい? 釣果的には3人とも寂しい一日になりました。

テンカラとルアーも好きなんです♪

大分川源流の渓谷部

テンカラ釣りも面白いですが、どうも自分スタイルの毛バリ釣りになりそうですw 
だいたいただの毛バリ釣りでしょ、なんてテンカラキャストが巧くいかないとあれこれ文句をつけたくなるなんて、どうしようもないね^^;

ルアーではスプーンやスピナーをメインに使用してきました。
持ち帰ることがなくなった頃から、できるだけトレブルフックは使わず、シングルフックが中心。

どうしてもダメージが大きいのが嫌なもので…、大好きなスピナーはほとんど使う機会をなくしてる。

今後も川虫がないときや気分が乗ったときはルアーで、ピンポイントで叩く時は毛ばりのチョンチョン釣りでもアマゴを狙っていきます。

2005年『エノハの渓へ』第11話、

五ヶ瀬川水系の支流にヤマメ狙いの釣行記へと続きます♪

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