大分川のアマゴばかり釣っていたから、そろそろ他にも入ってみようか?
そんな気になっていた。候補は山国川、筑後川、北川、祝子川、五ヶ瀬川…のうち宮崎県の北川をセレクトしてのヤマメ狙い。別に深い理由はないんだけど、今年の状況はどうだろうかという偵察の意味をこめて入渓することにした。
~2004年 エノハの渓へ第5話~
北川ヤマメに初チャレンジのK君とともに
アマゴばかりじゃぁねと同行はK君、朝五時に合流して出発。
6時半にはポイントに到着、いそいそと準備をする。K君には初めての北川となる。
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■竿 シマノ 渓峰5.3m 硬中硬
■糸 zaito 鮎0.3号
■ハリ グラン 川虫 & オーナー カッパ極
■オモリ ガン次郎G3~B号
■エサ ミミズ・川虫(チョロ・クロカワ)
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渓相は険しくないので、楽に釣りあがれる。
ヤマメの反応は、薄い一日だった
釣り始めて、すぐに7寸クラスが1本出た。
久々にヤマメなので写真に撮ろうと思いタモに入れたままカメラを出そうともぞもぞしていた。
もちろんタモは川につけたまま。
K:「タモが沈みよるで…!」
憧渓:「え?、あ…」
これもナチュラルリリースと言えるのかも。
続いて釣れた同寸もハリに付けたまま焦ってベストを脱ごうとした時にナチュラルリリース!
ヤマメには優しいんだねオイラって(笑)。
K君もフライで初ヤマメや3~4cmの可愛いらしいヤマメもゲット。
また、ラインが岩に擦れて切れたり(ちょっと前にオイラが踏んでしまった…ご免)とポツポツでは有るがヤマメが遊んでくれた。
しかし、この日は水も少なく全体としてはハヤばかり…そんな午前中となった。
K君の奥さんが作ってくれたおにぎり(ご馳走様でした!)を頬張って昼からは上流部に移動。
しかしオイラのエサもK君のフライも狙いのヤマメではなくハヤの猛攻を受ける。
川虫が着水した瞬間に、ハヤが飛び出てくるともう打つ手なし…。
落ち込みの巻き返しに沈めてみると、ドンコ(カジカ類の総称)がヒット!
なんだか川が生きているようで嬉しくなった。
それでも砂利は多く出ているんだけどね(泣)。
何とか1匹のみゲット。
釣れない中ふと空を見上げると、谷間に吹いた強い風が桜の花びらを巻き上げた。
視界をさえぎるほどの桜吹雪が舞い落ちる中、あまりの美しさにしばし時を忘れる、カメラを構えるような気にもならず。
北川は、今後の雨に期待をしておく
支流をあきらめて先ほどの本流筋下流側へと戻ったが、この日は人も多い。釣り上がっていると上から釣り下ってくる人が…。この日はこれで終わりにすることになりました。
今年の北川とヤマメは、今後雨が降ってからに期待をしておこうか♪
2004年『エノハの渓へ』第6話へと続く♪