2010年渓流釣り解禁は、大分川のアマゴ狙い

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エノハの渓へ 2010年第1話

ブログ(旧版)にもあれこれと釣行の解禁釣行妄想を書き連ねていたが、同行予定だったチンの字と話したうえで、折衷案として少し開けたところに決めた。
事前に下見して釣れそうにない谷を省き、必死に大分川の未踏ルートの面白さを説くが理解が得られなかったせいではある。

大げさに未踏ルートとは呼んでいるものの、地図上にただ水線が入っていたり、谷線があるだけのところだから、肯いてくれるような人など居ないだろう、なにせ大分川だし。
気になる方さえいないと思うがリストアップした川のヒントは、塚野のあれとか、由布院のコンクリ川に、芹川某谷などなど‥。

~2010年 エノハの渓へ第1話~

解禁は、先行者の後追いとなった

後追いが渓流で釣り辛いのは当たり前のこと。
それも今入ったばかりなら、釣れる可能性も低い。
この日釣り始めたのは午前10時頃だった。いつもの解禁なら場所換えするかガンガン上っているはずだったが。

早春を迎えた九州の渓流

今しがた先行者が脱渓したばかりの箇所を釣るなんて久しぶりのこと。
好きな谷なので谷歩きを楽しみ、リハビリするとしよう。
大分川といえども、解禁日は良くぶつかるものです(笑)

しかしというか、やはりというかアマゴの反応はない。
得意のアブラメすら釣れてこない。
竿が短いからか?オモリか?ポイントか?
そう思い後ろを振り返るとチンの字は川の中をゴソゴソとあさっている‥。

小雨交じりでも釣る

ナイスアイデア♪ 
素直にミミズから川虫に変えたチンの字に6寸クラスと5寸クラス。

アマゴ

このまま人の後を追うのか悩んでいたときに光が目に入ってきた。

「よい! なんか光ったど?」、
耳をすますと時間を置いて雷鳴を確認、素直に撤退することにした。
1時間も釣ってないのだが、こりゃ仕方ねぇなぁ。

ラーメン喰って仕切りなおすも、雨はやまず

この雨では釣れない‥、というか濡れたくないという軟弱な二人。
場所探しに動いているとカッパを着たフライマンに遭遇‥。
「あぁ‥、そうか!! カッパ着たらずぶ濡れってほどじゃないんや」

なんて当たり前のことを発見した。

谷で濡れるのは普通のことだと思っていたおいらには衝撃の出来事。
確かに泊ったりとか登山やらではカッパは携帯していたが、釣りメインの時には考えたこともなかった。
「今さらですか‥」とは、呆れ顔のチンの字。

小川の流れを振り返ってみる
雨と雷にあきらめきれず、川を振り返る

そういえばザックにはビニール袋を入れ、穴あけてかぶっていた。
龍馬も泳いだという鏡川源流部で土砂降りになり、スーパーカブでダム下へと降りてきた真っ黒なビニール袋に覆われたおいらが懐かしい。
そんな恥知らずなおいらでも、芹川や阿蘇野から竹田周辺でそんなことはできない! だろう♪

※まじめな話ですが、大き目のビニール袋の携行はおすすめです♪ 緊急の合羽代わりから濡れた衣類の持ち帰り他、ちょっとした場面で役立ちます^^

つまらないことを考えていても雨はやまない。
川の様子見に飽きた2人はドライブとしゃれ込み、昼食のラーメンポイントを目指すことにした。
「心配だなぁ」とチンの字。
「何がヨ?」
「満腹になったら、寝るとか帰るとか言い出すんじゃないですか‥?」
と、おいらを見透かしたように覗き込む。
「雨しだいやな」と、弱気な返事をしておいた。

アルクの塩ラーメンで満腹になった後、雨も控えめとなった。
そのまま降り続いていたら温泉からお帰りのコースだが、チンの字の心配は一応杞憂となりこの後も大分川の別支流へと移って良型を狙いへと釣りは続けられた。

アマゴはクロカワ虫に好反応

ミミズへの反応はまったくない。
それでもと使い続けるおいらに対し、最初からクロカワに切り替えたのはチンの字。
反応はクロカワばかりに出始めた。


「来ました~♪」、との声が川面に響くのをむなしく聞く。
7寸越えのアマゴと言い難いエノハ♪ に力はでない。

同サイズを追加した後に、チンの字に来たのは尺を優に越えたニジマスだった。

ニジマス

 サイズの割りに「重たい」だの「寄らない」などと贅沢なことを言ってやがるので、 「下らせりゃいいじゃんか!?」というと、
「荒らしたくないんですよ」との答え。う~ん冷静だ。
 そこで玉網を取り上げて川に入り魚めがけてバサバサとしていると、とりそこなったニジマスがおいらの周りを回る。
すると糸がおいら自身に絡みついた♪これで慌てたのはチンの字だったはず。
おいらは落ち着いて、「糸取れたぞ♪」と‥。

バタバタしながらも何とかキャッチはできた。
う~ん、ブランクのせいにしておこう。

おいらもクロカワを分けてもらうとすぐに反応があり、やはりアマゴとは言い難い7寸越えエノハが来た。
タナも浅かったので、同じように流していると、またも反応があり恐らく8寸は越えたサイズがヒット♪しかしハヤ竿なのに無理に寄せようとしたおいらに待っていたのはポロりん!

う~ん、ブランクのせいにしておこう♪

帰り際にもう一箇所遊ぼうとするも、雨が強くなったので撤退を決意。

トイレによったはずの「里の駅 やすらぎ交差点」(旧朝地町)にて、食欲をそそるものを発見@@

また喰うんですか?というチンの字と半分こにしたのはどんこ寿司♪
どんこと言っても犬飼名物のあのドンコでなく、しいたけのドンコのこと。
ムチムチと肉厚のしいたけと根物野菜が美味♪ もう少し安いとうれしいのだが‥。

2010年渓流釣り解禁にて

今回は流しや取り回しなどに反省点が多い一日だったが、総てブランクと先行者のせいにしておこう。いつまでその言い訳が通用するのかは心配なところであるが。

2010年エノハの渓へ第2話はこちらにて♪

この日はねぇ、もう真剣に「サビイ」かったのです。
いやあ、竿って握りつぶせるものなんですねぇ…、初めて知りましたよハハハ。
尺アマゴは獲り逃したもののニジマスの尺越えは沢山釣れました、魚体は豪華だが財布には痛かった一日の様子をどうぞ(^^b

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