九州の渓流でエノハ(ヤマメとアマゴ)を探して彷徨います。地元情報の発信も♪

渓流茶房エノハ亭 

トラウトの生態

サケ・マスの分類とライフサイクル

投稿日:2016年4月30日 更新日:

現代の日本人にとって馴染みの深い魚の一に鮭・鱒があげられる。塩焼きとして朝食やお弁当の定番ともなっていたし、近年では寿司ネタや刺身にまで広く使われ女性を中心に人気の魚で、重要な漁業資源といっても過言ではない。

分類のタイトル画像

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サケ・マスの分類表

下表はサケ科の分類図である。九州でのヤマメやアマゴ以外にも国内全体に目を向ければブラウントラウト、ニジマス、イワナ、イトウなど釣り人を捉えて離さない魚名がずらりと並ぶ。

科名 属名 種名 学名
サケ科
├サケ亜科
│├サケ属 Oncorhynchus
││ ├サケ
││ │ Oncorhynchus keta
││ ├カラフトマス
││ │ Oncorhynchus gorhuscha
││ ├ベニザケ
││ │ Oncorhynchus nerka
││ ├ギンザケ
││ │ Oncorhynchus kisutch
││ ├サクラマス(ヤマメ)
││ │ Oncorhynchus masou masou
││ ├サツキマス(アマゴ)
││ │ Oncorhynchus masou ishikawae
││ ├スチールヘッドトラウト(ニジマス)
││ │ Oncorhynchus mykiss
││ └カットスロートトラウト
││   Oncorhynchus clarki
││
│├タイセイヨウサケ属 Salmo
││ ├タイセヨウサケ Salmo salar
││ └シートラウト Salmo trutta
││  (ブラウントラウト)
││
│├ブラキミスタックス属 Brachymystax
││ └レノーク Brachymystax lenok
││
│├イトウ属 Hucho
││ └イトウ Hucho perryi
││
│└イワナ属 Salvelinus
│  ├アメマス Salvelinus leucomaenis
│  │   (イワナ)
│  ├オショロコマ Salvelinus malma
│  ├ブルックトラウト Salvelinus fontinalis
│  └レークトラウト Salvelinus namaycush

├グレーリング亜科
│└グレーリング属 Thymallus
│  └グレーリング Thymallus thymallus

└コレゴヌス亜科
 └コレゴヌス属 Coregonus
   └シナノユキマス Coregonus

アマゴとヤマメはサケ属で、北太平洋を中心に生息する一群に入っており、パシフィックサーモンとも呼ばれている。

サケ科のライフサイクル

このサケは海水域に生息する魚である。ただし産卵から稚魚の間の限られた期間だけを淡水域で過ごした後、海へと降っていき、再び母なる川へと帰ってくるというライフサイクルを描く。

この仲間であるアマゴとヤマメも勿論のこと川を下り再び上るというライフサイクルをなぞっていたのだが、氷河期の終焉とともに淡水域に取り残されたといわれている。これは陸封といわれ、私たち渓流釣り愛好家の対象魚としてのアマゴとヤマメがこれにあたる。彼らはその一生を海に下ることなく山奥の冷水域にて過ごすのである。

その証ともいえるのがアマゴやヤマメのパーマークで、これはサケの稚魚にも見られる。降海したサケは勿論の事アマゴとヤマメの降海型であるサツキマスとサクラマスにはこの斑紋は見られない。故にアマゴとヤマメはこのパーマークを残したまま、つまり稚魚の特徴を色濃くもった状態で成熟し、限られた棲息域で世代交代を繰り返してきた魚達ということができる。

アブラビレとパーマーク

このサケ科の特徴ともいえるのがアブラビレ。尾ビレの少し前についてる小さいものがアブラビレ。尻ビレ中毒患者の憧渓にはそんなに効果はありませんが、アブラビレに興奮する人もいますよね。
また、パーマークも地域や個体によって違うため、眺めて飽きることがありません。中にはパーが女性の胸に見えたり、太ももに見えたりするという兵もいることを考えれば人間の方が面白いとも言えますか^^

冷水を好む魚であるため我が九州での種類は限られ、トラウトファンにとって北に行くほど種類が増えるのは羨ましいの一言につきるだろう。北海道でも釣ってみたいと考えるが、どうせ飛行機に乗るならカナダに行くのもそうは変わりないかなどと感じてしまうのは私だけか。

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