大分県の魚名 方言と地方名 淡水編

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淡水産の魚名方言 大分県

大分県(豊後国と豊前国の一部)に遺される魚名語彙(方言)の一覧表。
※「豊後国熊本藩領産物帳(17-51)」により示される大分市は、旧直入郡久住町・長湯町、旧大分郡野津原町、旧鶴崎市域、旧北海部郡佐賀関町の範囲となるのでご注意ください、後日変更予定。

大分県内の淡水魚名語彙一覧

①名称=一般的な名称や標準和名
②魚名=収集魚名・漢字

①名称②魚名方言名地域・資料番号・備考等
アユアユ大分市 17-51
ウグイいだイダ大分市 17-51
大分市、国東市、竹田市、由布市他 ☆
※九州(甲1 #2,3 甲2 #97)・西国(甲1 A127,135)ではイダと記される。
 大分県全域でもイダと呼んでいた様に考えられる。
ウナギ鰻鱺魚ウナギ大分市 17-51
※鱺は、魚編+麗。
 鰻に魚編+麗魚の字は江戸期の文献によく見られる表記。
ウナギうなぎイトウナギ(幼)大分市、大分郡、東国東郡、速見郡、北海部郡 甲1 #206
※甲1の引用方言研究報告類表に#206とあるが抜けているため、以下のウナギ関連資料名が不明。
 大凡別府湾沿岸域の名称が主となっている。
ウナギうなぎミミズウナギ(幼)大分市、大分郡、東国東郡、西国東郡、速見郡 甲1 #206
ウナギうなぎミミドウナギ(幼)大分市、大分郡、大野郡 甲1 #206
ウナギうなぎオナギ、オラギ大分市 甲1 #206
ウナギうなぎ幼=メクー、メクジリ大分市 甲1 #206
ウナギうなぎ幼=メクー、メクジリ大分市、大分郡 甲1 #206
ウナギうなぎムナギ大分市 甲1 #206、A12,143
ウナギうなぎ幼=イトメウナギ、ハリウナギ大分郡 甲1 #206
ウナギうなぎナマユオ大分郡 甲1 #206
ウナギうなぎ幼=シラオ、シラスウナギ、ハリウナギ大野郡 甲1 #206
ウナギうなぎメメンチョ(幼)別府市 甲1#206
ウナギうなぎシロコ(幼)北海部郡 甲1#206
エビ海老エビ大分市 17-51
※淡水性のエビ類として考える。
カマツカかまつかカマスカ大分 甲1 #1,2,7
宇佐郡豊川村 甲1 #8,11
コイコイ大分市 17-51
※所謂ノゴイかコイ(移入・食用)かは不明、分類があったのかも現時点では分からない。
スズキ川鱸カワスズキか。大分市 17-51
肥後国や筑後国の産物帳にも見られる魚名、フリガナは無いが「かわすずき」と呼んだと考える。鱸自体は海水と淡水の両方に記載がある。
 川に棲む(もしくは獲れる)スズキになんらかの価値を見ていたと思われる。
 例:海産の方が価値が高いや季節的もの他。
タナゴたなごニガフナ九州 甲1 #2,8,11
タナゴたなごニガフナ宇佐郡豊川村 甲2 #97
ドジョウ泥鰌[どぢやう]ドヂヤウ大分市 17-51
シマドジョウしまどじょうゴマドジヨウ宇佐郡豊川村 甲1 #2,8
ナマズナマズ大分市 17-51
アカザあかざアカジヨオチン宇佐郡豊川村 甲1 #8
チチブ
ウキゴリ
ヨシノボリ
カジカ
ドンコ等
どんこドンコ大分県 ☆
県下ではヨシノボリ・チチブ・カジカを区別なくドンコと呼ぶようである。より正確には、近くの川に居るハゼ系(と言っておく)をドンコと呼ぶといえそうだ
 大きい物、もしくはカジカをヤマドンと呼ぶ地域もある。
※形態からヨシノボリ系の魚もハゼ類とし、名称等を比較したい。
※『物類称呼』に、九州ではどんぽともある。
※おそらく、各魚種を正確に確定するのは無理だろう。
ヨシノボリ
ゴリ
ドンコ
よしのぼり
ごり
どんこ


どんく
別府市 H01
※ヨシノボリとゴリには方言名が記されていなかった。市誌の生物の項なので、標準的な魚名でもあると考える。
 その線で行くと、どんこには分類があったのかもしれない。
カジカか?やまどんヤマドン国東市 ☆
※正確な魚種は不明。ドンコもしくはカジカだろう。
※九州ではハウト(甲1 #95)とも記されている。
カマキリ・アユカケあゆかけアユカケ大分市 17-51
※同史料にはドンクウがあるため、アユカケとの区別はあったと思われる。
ドンコどんこドンコ大分 甲1 #1、直入郡長湯村 同 #7
ドンコどんこドンカチ宇佐郡豊川村、直入郡長湯村、豊前中津 甲1 #8,11
ドンコどんこドンクロ豊前中津 甲1 #8,11
ドンコどんこドンコオ大分 甲1 #7,11
ヨシノボリ、ドンコの類どんくうドンクウ大分市 17-51
ヨシノボリよしのぼりセドンコ、セドンカチ直入郡長湯村 同 #8
同地方にドンコ、ドンカチとある。セは「瀬」であろうから、ヨシノボリ類と他の区別のための名称。
 採集地が長湯なので古くから温泉場として発展していたろうから、宿屋に卸す魚として価値の違いがあったためかもしれない。ドンコに関しては聞いてないが、スッポンやエノハを旅館が買い取るのは近年まで聞かれていた。
ヨシノボリせどんかちせどんかち豊後大野市犬飼町、大野町等 ☆
※ドンコと区別して、ヨシノボリ等を云う。
 より以前の大分では、もっと分類があったのかもしれない。また川魚の価値も高かった等、地域の歴史にも関連しそうだ。
オイカワ
カワムツ
ウグイ
タカハヤの類かと。
はえハエ大分県 ☆
※語彙からはハヤ類と分類しておくのが良かと思う。西日本ではハエの名称が多い。最近は曖昧になりつつあるように思う。
※オイカワ、ムツ、タカハヤ等を一括して考察の対象としておく。
※現時点では大分県内の正確な範囲は分からないものの、オイカワ、カワムツを核としてタカハヤ、ムギツク、モツゴなどが総じてハエと呼ばれていた(ハエ釣りに行く、ハエ食べた等)と思われる。
 ただし、他名稱もあることから小分類はされていたようだ。
蠅も元はハエでなく、ハイと呼んでいたことが知られているが、ハヤ類の考察で関係が見えてくるかもしれない。
ハヤびびんこ=ハエの子ビビンコ(幼)南海部郡川原木村 甲1 #217
肩車をビビンコ等と呼ぶが関連性は不明。メダカの方言にあるチョコ他で見られる様に「小さい」的な意味があったかもしれないと推測。
アブラハヤあぶらはやアブラメ竹田市 甲1 #8
オイカワはや・はえハヤ・ハエ日田市 W02
オイカワあかぶとアカブト別府市 H01
オイカワおいかわシロブナ宇佐郡豊川村 甲2 #97
オイカワ・カワムツあかばえアカバエ国東市 ☆
※正確な魚種は不明。
カワムツかわむつマバエ
ヤマトハエ
大分県 甲1 #11
竹田市 甲1 #6,7,11
カワムツかわむつハエ宇佐郡豊川村 甲2 #97
タカハヤか?どろばえアブラメ竹田市 甲1 #6
タカハヤあぶらめアブラメ大分市 17-51
ムギツクむぎつくフエフキ宇佐郡豊川村 甲1 #8,14
モツゴもつごウドロバエ
アブラハエ
アブラメ
日田郡 甲1 #217
西国 甲1 A110
西国 甲1 A110,127
西国とは近畿より西、特に九州を指す。
ヒイラギちびらチビラ中津市 W02
フナフナ大分市 17-51
フナふなマブナ宇佐郡豊川村 甲1 #2,7,8
※ニガフナ(=タナゴ)との区別として。
ボラ川鰡カワボラか。大分市 17-51
※▼スズキと同じく川産(捕獲)に価値を見て区別していたと考える。
 価値の高低等は不明。
メダカめだかメダカ玖珠郡野上村 甲1 #217
メダカめだかゴマンジュ下毛郡 甲1 #218
メダカめだかコマンデー宇佐郡龍王村大村 甲1 #217
メダカめだかシェーマ東国東郡上伊美村、伊美村、熊毛村 甲1 #217
メダカめだかジャコ大分郡戸次町川床、大野郡大野町夏足・合川村 甲1 #217
メダカめだかシャンシャンメジャコ大分市 甲1 #217
メダカめだかスメンコ速見郡中山香村 甲1 #217
メダカめだかセーマ東国東郡、同郡姫島村 甲1 #217
メダカめだかセーマン、セーマンコ東国東郡富来町 甲1 #217
メダカめだかセーマンチロ東国東郡伊美村、奈狩江村 甲1 #217
メダカめだかセイゴ日田郡夜明村 甲1 #217
メダカめだかセイモン東国東郡武蔵町 甲1 #217
メダカめだかセエマン東国東郡来浦町来浦 甲1 #217
メダカめだかセゴ日田郡三芳村 甲1 #217
メダカめだかセマンコ東国東郡富来町 甲1 #217
メダカめだかセンコ、センゴ日田郡五馬町 甲1 #217
メダカめだかセンコバエ日田郡東有田村羽田 甲1 #217
メダカめだかタイゴジョ速見郡 甲1 #217
メダカめだかタイゴジョー、タイジョーゴ別府市、速見郡亀川町 甲1 #217
メダカめだかタカメ大分郡竹中村端登 甲1 #217
メダカめだかダッコ下毛郡和田村 甲1 #217
メダカめだかタメレー大野郡戸ノ上村長谷 甲1 #217
メダカめだかチーセンコ西国東郡 甲1 #217
メダカめだかチイセンコ西国東郡高田町高田 甲1 #217
メダカめだかチェメド大野郡菅尾村井迫 甲1 #217
メダカめだかチャメンド大野郡菅尾村浅瀬 甲1 #217
メダカめだかチョコ大野郡 甲1 #217
メダカめだかチョメジョー大野郡新田村山田 甲1 #217
メダカめだかチョメジョコ速見郡 甲1 #217
メダカめだかチンゴ大分郡 甲1 #217
メダカめだかチンチンボー南海部郡西上浦村 甲1 #217
メダカめだかテメジャコ大野郡三重町 甲1 #217
メダカめだかテメジョー大野郡 甲1 #217
メダカめだかドウゴロー、トンゴロー北海部郡海部村諏訪 甲1 #217
メダカめだかニサイゴ北海部郡 甲1 #217
メダカめだかハリコ日田郡前津江村、中津江村 甲1 #217
メダカめだかハリコギ日田郡上津江村葉迫 甲1 #217
メダカめだかビチコ、ビチナゴ、ビッチン大分郡 甲1 #206,217
メダカめだかビビンコ南海部郡川原木村、上堅田村長谷、下堅田村、新佐伯町長谷 甲1 #217
※川原木村(但しハヤの子も混称して呼ぶことあり)
メダカめだかミジンコ東国東郡武蔵町 甲1 #217
メダカめだかメーダンゴ東国東郡豊崎村 甲1 #217
メダカめだかメーランコ大野郡野津市村都原 甲1 #217
メダカめだかメサイ速見郡、同郡日出町 甲1 #217
メダカめだかメザコ大分市、東国東郡旭日村 甲1 #217
メダカめだかメザンコ西国東郡 甲1 #217
メダカめだかメジャカ東国東郡安岐町、速見郡、大分郡、同郡賀来村 甲1 #217
メダカめだかメジャク大分市 甲1 #217
メダカめだかメジャコ東国東郡、同郡武蔵町、南安岐村下山口。
速見郡、同郡杵築町。
大分郡、同郡滝尾村羽田、別保村皆春、吉野村辻、西庄内村、東庄内村、南庄内村。
北海部郡、同郡南津留村竹山。
大野郡、同郡犬飼町犬飼。
直入郡荻村、宮城村下志土知、長湯村。 甲1 #217
メダカめだかメジャコン北海部郡下北津留村、南津留村中臼杵 甲1 #217
メダカめだかメジャンコ東国東郡武蔵町、西安岐町瀬戸田、旭日村、同村池ノ内。
大分郡、同郡滝尾村羽田。
南海部郡佐伯町。 甲1 #217
メダカめだかメセ速見郡 甲1 #217
メダカめだかメゼコ宇佐郡豊川村 甲1 #201
メダカめだかメゼゴ、メゼンゴ玖珠郡路上村 甲1 #201
メダカめだかメダ東国東郡武蔵町、中武蔵村 甲1 #217
メダカめだかメタイガ、メタイゴ速見郡 甲1 #217
メダカめだかメダカン北海部郡下北津留村 甲1 #217
メダカめだかメダカンコ日田郡大山村 甲1 #217
メダカめだかメダク下毛郡山口村 甲1 #217
メダカめだかメタゴ速見郡 甲1 #217
メダカめだかメダゴ大分市。別府市。速見郡。
東国東郡安岐町(下原、塩屋)。
西国東郡田染村。
大分郡狭間村、西庄内村、東庄内村。
南海部郡。大野郡。直入郡。
北海部郡北臼杵町、南津留町。
玖珠郡森町。日田郡日田町。
下毛郡真坂村、新昭村野依。
宇佐郡長洲町、長峰村佐野、龍王村、高家村上高家。 甲1 #217
メダカめだかメダシ大分市 甲1 #217
メダカめだかメダン下毛郡新昭村犬丸 甲1 #217
メダカめだかメダンコ東国東郡国東町、鶴川町、武蔵町、旭日村池ノ内、朝来村。
速見郡東山香村、中山香村。
南海部郡佐伯町、因尾村山部。
大野郡。宇佐郡長洲町。 甲1 #217
メダカめだかメデー西国東郡 甲1 #217
メダカめだかメデコ東国東郡鶴川町。
宇佐郡北馬城村出光、天津村上庄。 甲1 #217
メダカめだかメデンコ速見郡。
東国東郡豊崎村赤松、上国東村成仏。
大野郡田野村八里合。 甲1 #217
メダカめだかメバル大分市 甲1 #217
メダカめだかメメダカ南海部郡明治村庄木 甲1 #217
メダカめだかメメン、メメンジョコ中津市 甲1 #217
メダカめだかメメンゴショ、メメンゴショー南海部郡明治村 甲1 #217
メダカめだかメメンジャコ中津市、南海部郡鶴岡村 甲1 #217
メダカめだかメメンダコ大分市、南海部郡佐伯町 甲1 #217
メダカめだかメメンチョ中津市 甲1 #218
メダカめだかメメンチョコ中津市豊田町 甲1 #217
メダカめだかメランコ東国東郡西武蔵村、大野郡南野津村 甲1 #217
メダカめだかメレンコ東国東郡東町小原、上国崎村、豊崎村。
大野郡田野村王子。 甲1 #217
メダカめだかメンサ東国東郡竹田津町 甲1 #217
メダカめだかメンチキ東国東郡旭日村綱井 甲1 #217
アマゴゑのはエノハ大分市 17-51
※ヤマメ・サクラマスの類、アマゴ・サツキマス含む。
アマゴやまそヤマソ大分県国森町 G01
場所が不明。ヤマソは福岡方面のハエ類の方言。資料が怪しいかもしれない。
ヤマメえのはエノハ大分県 ☆
※全体としてヤマメとアマゴを分けては居なかったと思われる。エノハの前にキン・ギン及びアカを付けて分けるのは近現代からだろう。
ヤマメ・アマゴしばごシバゴ(エノハ幼魚)由布市 ☆
※阿蘇野川等の旧庄内域にて収集、幼魚を云う。宮崎県の北川流域、同域、朝倉郡にかけてこの語彙が存在したようだ。
アマゴ・ヤマメきんえのは、ぎんえのはキンエノハ(アマゴ多)、ギンエノハ(ヤマメ多)大分県山間部 G01他
※幾つかの釣り雑誌でも見かけたが、おそらく昭和初期から戦後頃の釣り師等による言葉と思われる。金と銀かと思うが、個人や地域の比重(当たり)によりどちらかが金となる♪ようだ。
アマゴあかえのはアカエノハ大分県竹田市 稲葉川・玉来川周辺 ☆
「赤いエノハ」ではなくアマゴのことで、エノハをヤマメとして分けて言った言葉である。キン・ギンと同様に新しいものと考えられる。
※ただし、生息の境界付近でもあるため、阿蘇郡含めより広い範囲での語彙収集が必要とも思う。
サツキマスかマス大分市 17-51
※史料はアマゴ域の為、サツキマスだろう。
 明治から大正期の漁獲資料を捜索中だが漁獲量等不明。
マス一般ますアメノハ
エノハ
日田郡 甲1 #127
九州 甲1 #2,3,7
※マスの項にあるので注意。
 朝倉郡のシバゴもこの項にある。
ハヤ類か?魚+也漢字の為当時の一般的な魚だろう。大分市 17-51
※魚編+也、読みはタ。
 史料17-51にオイカワ等ハヤ類の語彙が見えないため、読みも含めてハヤ類かと推測。
不明w魚+木漢字の為当時の一般的な魚だろう。大分市 17-51
※魚編+木、読みはボク、モク。
 カレイのこととあるが邦名不明。
不明wにかこうニカコウ大分市 17-51
※全くの不明w
ヒイラギか?ほんしいホンシイ大分市 17-51
※本しいで「しい」が魚名とすれば、汽水域のヒイラギかもと推測。
※ヒイラギには、エノハ(島根県東部)、シイバ(熊本県)なども方言もある。ヒイラギは柊の葉に似ているためとされる。
メダカか?たつくりタツクリ大分市 17-51
※タヅクリ=カタクチイワシという方言はあるが川魚とは言えないかと。
 『物類称呼』の記載に肥前にて「たうを」がめだかのこととされているため参考にした。
 また新潟県見附地方で現在でもメダカの田作り風料理がある事から、大分にも往時から田作り(料理)に関連するものがあればと考えるが今後の調査を待ちたい。
不明wかたひら魚カタヒラ・カタヒラウオ大分市 17-51
※河口部のヒラメ・カレイ? それとも他魚か。
ハヤ・ハエか?魚+軰漢字の為当時の一般的な魚だろう。別府市 H01
※類字と思える、魚+北+車、魚+異でハヤ・ハエとある。

魚名語彙の注意事項

【凡例】
●収集魚名・漢字の項では、史資料の場合は方言に対応する一般名稱もしくは方言等を記している。
●汽水域や海水に見られる魚も史料によっては記載されているので、記載があるものは淡水魚の項に入れる。そのため、一部は海産魚と重複する。
●資料番号は下記の史資料一覧頁による。
●サーバーとの関連で対応できない一部の漢字は魚+〇等で示した。

魚名方言研究のための史資料一覧
魚名方言の研究及び調査において、参考とした書籍、史資料、研究報告、論文、WEB頁...

【注意事項】
●史資料により調査の正確性に差がある上、時間をある程度遡ることも目的の一つなので、魚類学等の分類は参考にしつつ、できるだけ一般的な名称を基にした分類をしている。
●標準和名や詳細な魚類の分類も学会等によるものであり、往時を過ごしてきた人々とその言語を考察していく上ではあまり重視する必要はないと考えている。また、差別等で変更になった標準和名及びその変更背景も研究対象である。
●資料等では旧国郡名及び旧市町村名等が出てくるが基本的にはそのままとした。平成の大合併等もあって分かりにくい部分もある点は今後の課題。

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