午後から仕事と言うことでこの日も午前中のみ(最近はこればっか)。
ソロでの釣行なので最近お気に入りの七瀬川でアマゴ狙いに決定!
この日は風が強いものの、天気は曇りがちで少し期待ができそう。
最初はルアーでのチャレンジでしたが反応無し。すぐにエサに切り替えました。
ちなみに、最近仕事終ってからの渓流では、エサ捕りの時間がもったいないのでルアーの場面も多くなってます。
~2003年エノハの渓へ 第3話~
エノハの反応が厳しい中・・
この日の仕掛けは次の通り。
/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
竿 シマノ ハヤ竿 5.3mの硬調
糸 バリバスゲーム2lb(0.4号相当)、
zaito鮎 0.3号、サンライン渓流 0.2号
ハリ グラン 川虫1~3号、がまかつ キジスペシャル7号
オモリ ガン次郎G4~B号
エサ クロカワ虫、オニチョロ、ヒラタ他
/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
さて、餌にも反応は今ひとつで、一つ目のエンテを越えるまでに6寸が1本。
「厳しいのかな?」と疑心暗鬼になり、仕掛けの糸を0.4から0.3へと落とす。
この日は風が強いのでオモリはG2~G1~Bへと重くしながら、ポイントの様子を見てゆく。
渓流釣りで使用する餌のあれやこれ
エサ釣り(於:渓流)を始めたばかりの頃は、ミミズの1本やりでしたが、結構釣れるのでそれでもいいなと考えていました。一応自分でミミズ養殖の真似事もしてみました。
でも、「どうしても喰わせたい」とか「1本欲しいな~」と考え、今ではお店だろうが現地であろうが手に入るものはなんでも使っています。
おいらが使用するエサの種類をあげてみます。
感想等は、現時点での印象なので随時変更があるかも‥。
●メインに使用するエサ
◆ヒラタ (安定した釣果が得られる気がします)
◆クロカワ (これも好きなエサですが、保管に注意が必要)
◆ミミズ (入手の手軽さと場面毎に効いてくれる安心感。鯉・ハエ・ドンコ等なんでもござれ!)
●サブとして用意しておくエサ
◆ブドウ虫 (渓流虫エサの中で、確実に入手できる王様かも)
◆イクラ (管理・解禁の時期そして○○○に絶対!)
◆ピンチョロ (採れたらエサ箱の中に!)
◆オニチョロ (大きすぎるものは、今ひとつ喰いが悪いので注意)
◆ミミズ (掘ったものは、臭いと元気が自慢)
おいらは、メインもサブも川の季節や状況そして入手可能な範囲で、同じ様に使用しています。
通常持っているのは2~5種類位でしょうか。
また、どのエサを使うかは自分しだいですが、場面毎で効くエサも多いと思います。
フライやルアーではありませんが、マッチザベイト・マッチザハッチ等の考え方は重要でしょう。
おっと横文字が分かりませんか? 「喰ってる物に合わせろ!」っつうことざんす。
フライやルアーのことは良く分かりませんが、マッチザベイト・マッチザハッチは、そのときの状況をみるのには大切でしょうが、すべてではないような気もします。
結局はそのポイントなり川なりをマクロとミクロの視点で捉えることが必要でしょう。
例えば、大場所や段々瀬などでは喰いを安定させるために、アタリがあったり、喰ったりしたらエサの交代をすると、アタリが持続してまた釣れる場合も多いですね。
ただ、源流域や狭い場所と本流域では少し考え方を変えています。
●バリエーションとしてのエサ(捕獲できた時に使用する)
◆バッタ (足と羽根をもがないと‥)
◆カゲロウ・蛾の類 (虫箱が必要、でないと‥)
◆アブラハヤ、ドンコ、ハヤの小さいもの、もしくはそれらの卵(手に入れば使ってみるのも、すると‥)
●あまり使わないけれど効果のあるエサ
◆トンボ (羽根をもがないと仕掛けが空に浮いたままに)
◆マゴタロウ虫 (触るのに躊躇さえしなければ‥)
◆ヒル (これも吸われるのに注意さえすれば‥)
◆魚肉ソーセージ (おやつにもなりますから?)
◆クモの巣にまかれた虫かクモの糸(取れたら必中かも。エノハにも大人気!)
◆カニ (小さくて柔らかいものを、鮎も釣れた経験有)
◆ハチノコ (ブドウ虫みたいな感じで、食いも良好!)
「エサはこれ1本で大丈夫!」という考え方も否定はしませんが、自分の想定した中からアタリがでると嬉しくなります。
エノハ君は、かなり悪食です! 他にも効くエサを探してみます。
おいらの選んだエサは、あなたのエサ箱リストに入っていましたか?
※夏以降、トンボは仕掛けの目印を食うことがあります。
頭を取らないようにはずしてください、チャンスですよ♪
丸々肥えた良型アマゴ
流れの多くを80cmほどの幅に集め、2段になっている流れ込みに大きめのオニチョロをつけて投入。すると2段目の中ほどで目印に微妙な変化が。
「やっと来た~! オイオイ・・・」、寄らないではありませんか(ちなみにハヤ竿ですから)。
2つほど小さな落ち込みを下られ、足元に気をつけながら一緒に下り、小さなたまりへ誘導、8寸3分のエノハをキャッチ。
幅広の丸々と肥えた良型で少し嬉しくなり、水にタモを入れたまま観察。少し朱点が美しくないのが残念でした。
その後、7寸8分ほどのグッドサイズもゲット。一瞬竿を立てすぎて、岩の向こうに逃げようとあばれてくれました(汗汗)。こちらも体高があり、オレンジの大きな朱点がまぶしい魚体。この他には6寸越えを2本ゲット。
3時間ほどでしたが、充分に楽しめました。
夏に向かって、エノハも元気に引いてくれるのが分かります。これからはますます元気になるので、期待できそうです。
猪の影にビビリながら帰途に着く
さて、帰りがけもやっぱりイノシシの足跡が多く、途中からわき道を使おうと川からあがると、いやぁ~な匂いが鼻につくではありませんか。
「止めとこぉ…」と多少ビビリながら、川通しで下ることにしました。
※以前大野川水系の潤島川で、ブフォブフォと追いかけられたことがありましたので、ちょっと彼らにはナーバスです。
2003年『エノハの渓へ』第4話へと続く♪