エノハのバラシはどこまでも 大野川支流稲葉川と玉来川

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エノハの渓へ バラシは通常運転

「何故に!?」 いつもそう思わされるときがある。

ハリにかかったはずのエノハの引きが、ふっと竿から消えた瞬間。
言いようの無い情けなさが、釣り人の両肩にのしかかる。
リズムが崩れると立て直すこともできず、何度となくバラしを続けてしまう…。

「おかしい? なんでなんかのぉ」、釣り人は自らに問い掛けるが、「下手クソやけんや!」と自らに答えを与えたがらない。
そして問題をそのままにして、再び同じ過ちが繰り返される。

大野川エノハ(アマゴ)に振り回された釣り人による精一杯の自戒と諦めの2日間。

~エノハの渓へ 2002年第3話~

稲葉川と玉来川を攻めた2日間

前日少しばかり雨が降ったこともあり、チンペー君と期待しながら朝一番に稲葉川(いなばがわ)で釣りを開始。

解禁後に入った場所より上流にあたり、道が川のすぐそばを走っているため、はっきり言って”大楽”。季節によっては多くの釣り人を見かけるところ。

小さいエノハが釣れた後、堰堤を回避するために一旦道に上がった。
降りるのもめんどくさいなと思って(これが間違い!)、道の上からプール上側の落ち込みを狙った・・・。目印が動いた。

来たんやなと思って合わせると・・・、「でか!」。一瞬浮かび上がった銀色のアマゴは、尺クラス。その時抜くしかないと思ったが、気持ち躊躇して(竿の腰が抜けていることが頭をよぎっ)たら下流側に走られた瞬間、ハリはずれ‥。

この後は7寸あるなしのエノハを何本か手にしたが、情けなくなって余り記憶がありませんです、ハイ。チンペー君は8寸7分程迄の良型を3本ほど揃えていた。

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ちなみに、この日最長となった8寸7分のエノハだが、釣れたエサはミミズ。しかしその口にはひとツッパリほどの山ミミズが口の中からはみ出ていた。恐るべき食い意地というか、マッチザベイトというか…。
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いつものように昼食は、久住町小倉峠のアルクで塩ラーメンの大盛り。
おばさんから、「40くらいのエノハをお客さんが持ってきてくれたけん、刺身で喰ったで!」と聞かされ、多少やる気が戻ったような‥。

昼食後は大野川水系の久住川へ転戦。

前回の美しい鹿川エノハが忘れられず、本谷の方はチンペー君に任せ、途中で支沢に入ってみた。
釣れるようなポイント自体少ないものの、チョウチン釣りで朱点のきれいなエノハ(アマゴ)に出会えた。これで、気分的に今朝のモヤモヤも多少晴れ、この日は納竿。

玉来川エノハに苦戦しつつ良型が揃う

玉来川、入渓してすぐの景色

今年は、タイミングのせいで何度となく釣ることができなかった玉来川(たまらいがわ)中流部の某ポイントに入渓、今日は1人だ。

この日は魚止めになりそな大きな滝までゆったりと釣ってみようと思い、予備の竿・水・地図をリュックに詰めて釣りはじめた。
すぐに手のひらサイズが3匹出たことで気分も良くなり、先週の出来事などすっかり頭の中から消えてしまっていた。

だが、その後はイダ・ハヤばかり。強風の中思うようにならずにイライラから、ムカムカとなり、何時八つ当たりが出てもおかしくない精神状態に陥った。
仕掛けがポイントにもうまくはいらず、オモリが底石に喰われてしまえば、谷間に「チクショ~!」だの「あ~もう!」と叫び声が響きわたる。

大声を出した後は少し冷静さを取り戻したのか、「なし、こげぇヘタなんかな」とか「イダか・・・」というつぶやきが入ったり。

仕掛けを作り直し、8寸7分クラスが出たのが写真上のポイント。ここからは、エノハもポツポツ出はじめた。
脇筋は、イダ・ハヤが待ちかまえていたが、本筋を流してからたるみの頭部分でアタリが出る(お決まりか・・・)というのが、この日のパターンとなった。

釣れてきたエノハは、全体的に銀色が強く、アメゴ独特の朱点がはっきりとしないものが多いのが特徴。きれいなアメゴが釣りたい・・・。

エノハ

途中で2匹ほど、イダと間違えるようなギンギラギンに銀化したのも交じっていたが、これらはしっぽの丸さから見ても放流したてか? なおかつ、ヤマメ。「なにかちごうんじゃね~んかえ?」

さて、2本ほど8寸越えの良型が揃った後、支沢との合流ポイントでこの日最長の9寸4分があがった。
強引に手前まで寄せたところと、もう一走りしようとしたのでタモですくい上げた。
流し・カケ・ヤリトリ・取り込みが自分の思い通りにいった時が一番嬉しく、サイズがおまけについていてくれたという感じ。

この日の釣果
八寸越えの良型が揃ったものの…

そうそう、思い出したが、この日も糸はバリバスゲームの2lbを使用していた。
0.4号相当と言うこともあるからだろうが、安心して取り込みができた。こ
こまで一度仕掛けを作り直してからは、8寸越えが4本、イダの9寸越えが2本(1つは、抜いた)その他多数を、不具合なくとりこめ、めんどくさがりな自分的糸の使用にも充分な強度を示してくれた。

適度な伸び具合も良好で、0.4号を使用するときはコストパフォーマンスにも優れたこの糸がグッド! 次は源流部で3.6mの超硬と組み合わせてみたい。
その時は、0.4号では少し心配なので、メインを0.6号(バリバスゲーム3lb)で試してみようと思ってます。

ちなみにこの日組み合わせた竿は、シマノ渓峰5.3m硬中硬。
オモリは、ガン次郎のG1~G3が中心。ハリはグランの川虫。エサは、ヒラタとクロカワが中心で、喰いは五分五分といった感じでした。

そして続くバラシ・・・

この日はここまで

魚止め 人止め あきらめ

この後も、7寸クラスが気持ちよく竿を絞ってくれ、かなり機嫌も良くなってきた。
次第に魚止めの滝が美しい姿を見せる所までのぼってきたところで、エノハは17本となり、お持ち帰り用に5本ほど友船にキープしていた。

しかし、先週同様の悪夢はこの滝直下の2つのポイントで待っていた。
1本目はエラ洗い1発でハリはずれ、7寸級なので「あらら」くらいにしか思っていなかったが‥。

ちょっとしたプール上の落ち込みの岩の間を狙うと、目印がふと止まりかけた。
聞き合わせてみると、いいサイズ特有の引きがあり魚は下流へと走った(ここで、軽い追い合わせを入れ忘れ!)。
「尺前後かな?」と余裕を見せた瞬間に、「そこは岩があるな~」と分かっていたところに走らせてしまい、ハリはずれ。何も言うことはございません。ハイ。

先週の事もあるので、すごすごと退散することにしましたとさ。

あら、と気がつけば、久住町小倉峠で遅めの昼食を取っていました。
この日は得意の塩ラーメン以外にも、ごちそうになりました。
本当にありがとうございました! 地元の方が持ってきてくれていた山椒の天ぷらも美味しかったです。今度教えていただいたポイントに入ってみましょう。

というわけで、何事も続くときは続くもの。
バラシも2度あることは・・・やっぱし3度目もあるンかな? もっと集中して釣りましょうかね!

2002年『エノハの渓へ』第4話へと続く♪

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