エノハ亭運営者 憧渓の与太話

エノハ亭からのお知らせやメモ類の記事。
運営者の動向等を掲載。

また、酒は飲みませんが常時酔っ払い状態と良く言われておりました憧渓の与太話も順次更新。

憧渓の雑記

増水時の渓魚 釣り師の格言が証明される

渓流釣りでもご多分に漏れず役に立つもの、心構えからオカルトっぽいものまで、幾つか格言・ことわざがある。個人的にはマス類が釣れないときの慰めに使う方が多いんじゃ、そんな気はしてますがw 思いつくままに幾つかあげますと、 ■ヤマメは足で釣れ! ...
憧渓の雑記

一尺八寸山と月出山岳から始める峠・地名調査

大分県内の全国難読山名の代表格である「一尺八寸山」と「月出山岳」を皮切りに始めたのが峠地名の調査。全国一覧表だけでなく、できれば地図化もと目論んだのが運の尽きでした。全国山地名一覧もやるべきでないかと何処かで囁きが聞こえてます。
憧渓の雑記

タキタロウ考 其参 「上書きされた伝説」という仮説の成立

山形県鶴岡市の大鳥池に棲むという幻の巨大魚タキタロウ。考察其参の今回は、江戸末から明治にかけての「両羽博物図譜」と「出羽風土記」にある気になる文章…。これら史料から見えるのは、魚名語彙の変化及び上書きされた神意伝承の旧来の姿だった。
憧渓の雑記

タキタロウ考 其弐 諸証言と事例を時間軸に並べると見えるもの

タキタロウに関する諸事例(捕獲・目撃)及び関連資料を時系列順に並べてみた。また、旧朝日村村長の佐藤征勝氏と加茂水族館長村上龍男氏の各証言も考察においては重要なものであるため抜粋してみた。
憧渓の雑記

タキタロウ考 其壱 大鳥池と巨大魚の伝説

山形県鶴岡市の大鳥池に棲むといわれているのが、体長1.5mを超えるという幻の巨大魚タキタロウ。伝説の形成過程を見ることできるのでは?という試論を展開するために、まずは各種事例、伝説、参考資料をあげておきます。
文化財・史跡探訪

七ツ石(別府市) お稲荷様、温泉、パワースポット、合戦址が迎えてくれる

七ツ石は大分県別府市荘園の七ツ石公園内にあり巨石群、名称の由来はその名の通りに大きな七つの石があることから。パワースポットとしてだけではなく、稲荷社、温泉、御神木、合戦址など別府の歴史と癒しがつまった玉手箱のような場所。
憧渓の雑記

九州にイワナがもしも生息していたらを歴史・民俗学からみてみよう

九州には昔からイワナが棲んでいたのだろうか、という問いに敢えて民俗学研究者が触れてみた。天然だとか在来だとかの概念問題はもう素人の手には負えないので、とにかく史料や口伝を探すことでその議論を底支えしてみようと思う。
憧渓の雑記

郡上八幡探訪記Ⅱ 郡上の釣り文化と恩田俊雄

2005年、郡上八幡探訪記その2。釣聖恩田俊雄の芳花園で食事をし、町中のいがわ小径、釣具屋、旧庁舎などを散策したときの記録。町中の水路で生きるアマゴやイワナ、独特の釣りの文化が脈々と息つくすてきな町でした。
憧渓の雑記

郡上八幡探訪記Ⅰ 長良川鉄道で郡上八幡、吉田川を目指す

2005年に従弟の結婚式出席にかこつけて、長良川、吉田川方面の郡上八幡を旅し時の記録。駅から歩いて町中をゆっくりと散策、民家の軒先や折口の歌碑に目を奪われました。
憧渓の雑記

熊本には江戸時代から鮇=イワナが居たのか? 享保・元文期の産物帳から

九州には居ないとされてきたイワナだが、今回「肥後国内熊本領産物帳」の中に「鮇」の文字を確認することができた。これが正しいのであれば、同資料の記された1730年頃の熊本県に生息していたこととなる。