球磨川は鮎、ヤマメともに九州を代表する釣り場と言えるだろう。
中でも「球磨川の尺鮎」といえば九州全域そして全国から鮎釣り師が集まる程の人気を誇り、例年8月の最終日曜日には「日本一の大鮎釣り選手権大会」が開催されている。
もちろんヤマメ釣りも人気で県内外から釣り人が訪れる。宮崎県の耳川とともに九州ヤマメの聖地として人気・実績は高い。
九州の中北部では本サイトのタイトルにもある通りヤマメはエノハと呼ばれてるが、球磨川水系及び宮崎県の一ツ瀬川及び大淀川方面ではヤマメはマダラと呼ばれてきた。
このマダラの名称については、のべ竿道「肥後国之内熊本領産物帳にみる熊本の川魚名」を参考にしていただきたい。
市房山から国見岳、三方山と九州を南北に貫く山体、その西側に深く刻まれた谷々からの清流に育まれるマダラが訪れる釣り人を魅了してくれるそんな川だ。
球磨川水系の概要
球磨川の源頭は、球磨郡水上村の石楠越(標高1,391m)及び水上越(標高1,458m)とされ、市房ダムまで南流し人吉盆地に入ると西に向きを変えて流れる。
かつて五家荘と呼ばれた八代市泉村と五木村から流れる最大の支流川辺川を、くま川鉄道川村駅の上手で合わせて人吉市・球磨村へと入り流れは一気に狭まる。同村の球泉洞の付近にて流れは北向きとなり、蛇行を繰り返しながら八代平野と三角州を成して、八代海に注ぐ。
球磨郡水上村、湯前町、多良木町、あさぎり町、錦町、人吉市、球磨郡球磨村、葦北郡芦北町、八代市を流れる一級河川で、延長115km、流域面積1,880平方km。
この球磨川水系は熊本県内最大の川で、最上川・富士川と並ぶ日本三大急流の一として知られ、急流下りも人気の観光スポットである。
流れが狭まる球磨村から下流域には、球磨川の五大瀬として知られる「二俣の瀬」、「修理の瀬」、「網場(あば)の瀬」、「熊太郎の瀬」、「高曽(たかそ)の瀬」などがある。ダム建設以前は七十六もの瀬があったそうだ。
※2018年3月に、日本初のダム撤去が行われ荒瀬ダムは無くなった。
球磨川の各支流
渓流開拓好きならワクワクしてくるほどの支流があることが一目でわかると思う。書き込めなかった小さな谷や川に後悔をしつつも、自分自身高揚して地図を追いかけていた。ヤマメ(マダラ)釣りに挑む谷探しの参考になれば幸いだ。
【球磨川の主な支流】
深水川、油谷川、楮木川、中園川、小川、万江川、胸川、小纚川、川辺川、小川内川
球磨川および熊本県内その他河川と渓流釣り
球磨川以外の熊本県内渓流釣り場も掲載しております。釣行や開拓の参考になれば幸いです。
また、ヤマメ(マダラ)初釣行の情報収集用に参考となるサイトもピックアップしております。
▼球磨川攻略のお勧めサイトはこちら▼
・球磨川ヤマメ・鮎釣り情報 西村釣具店
・鮎つってみんね 球磨川・川辺川徹底攻略
【記事の終わりに】
詳細情報と写真が足りないため、各支流を紹介するのは今後の活動にかかっておりますので、応援のほどよろしくお願いいたします♪
なにより球磨川で行ってみたいところを発見できたのが、今回支流概略絵図を作った最大の報酬かと思っています。球磨川とヤマメ(マダラ)に感謝かもです。
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