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渓流釣り入門

渓流釣りのマナーそして心構え

投稿日:2017年2月28日 更新日:

渓流入門 第1章 渓流釣りの基礎知識

~楽しく谷で遊ぶために~

マナーを守っているから釣れるという訳はないけれど、守っていないと余計なトラブルや怪我が起きる元になる可能性もあります。もちろん渓流釣りでもマナーを守った方がみんなに気持ちがいいのではないだろうかと♪ そして人が少ない場所なので揉めるとすごく面倒なことになるかもしれません。

そこで渓流釣りの入門者・初心者のために、ちょっとしたマナーと注意事項をまとめてみました。河川別にルールが設けられていることもありますので情報をしっかり確認しましょう。

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渓流釣りのマナーを知ろう

竿が林立するような人気ポイントだと、そこで通用するマナーのようなものも考えられますが、筆者は両隣に釣り人が居るような箇所で釣ったことがありませんので、あしからず。

そこで一般的な渓流釣り、里川に本流から上・源流までを釣る場合に守っていたほうがよいマナーを列挙しています。渓流釣りをしていれば、面倒でも確実に起きるような事例と共に説明しておきます。恥ずかしい話ですが、筆者もやらかした経験があります。若気のいたりだったり、注意不足だったり、そしてやっぱり若気のいたりでしょう(笑)。

ヤマメ

エサ・フライ・ルアー・テンカラといった釣り方が渓流釣りにはありますが、それぞれのファンが居て嗜好もあります。自分はしなくてもどのような釣り方をするのか知っておくと、自分の釣りにも役立ちますし助かる場面もでてきますのでアンテナは広くしておくといいかもしれません。

そして渓流釣りの経験を積んでくると自分なりのマナーやルールができることと思います。
「トラウト10匹針にかけたらその日は終り」なんて風に♪

対人関連のマナー、先行者や車に関して

【先行者優先】

釣り全体に暗黙のルールとしてあるのが「先行者優先」ということでしょうか。ほぼ常時移動を伴う渓流釣りの場合、それは特に渓流マンでは厳格な気がするし、守っておくべきかと思います。

ただ、これはおそらく渓流釣りをしていく上で最も悩まされることになるかもしれません。上司に頭を下げて取った折角の休みに勇んで出かけたら、自分の希望入渓地点に先行の車が駐車している…、なんて風に。まぁ逆の立場で「先行者優先」を守られなかったら、後から来たのに自分の前を挨拶もせずに釣り上がって行ったなんてなるのだけど。

相手と話せる場合なら、「谷割り」をするという解決策はある。ある程度入渓河川の形が分かっているという前提だと話も分かりやすく、何処辺りまで釣るのかを確認し本流筋を釣り上がるなら「この先の出会いまで林道を上がって、右股に入りたいのですがよろしいですか?」などという具合に。

車はあるがどうしても先行者が見つからずその川で釣りたい時や確認できても遠い場合は、ポイントにもよるけれど1km以上空けて入れば大丈夫かと思う。ただし、先行者も車を止めている所から入渓しているとは限らないのは注意。

【釣り上がるのが基本だが…】

魚の向き、リリース、水音、隠れやすさなどを考えれば断然に釣り上がりが良い、そのために多くの渓流マンは上流へと釣り上がっていきます。先行者優先で1kmほど空ければと言ったけれど、この考えがベースでもあります。

ただし川の幅が広い里川や本流域のような場所では釣り下っても、そこまで釣り自体に関係ない箇所もあります。

また開けた場所でライズ待ち(流下する水生昆虫にトラウトたちが水面で乱舞し、食わせるチャンスとなります)をしているフライなど毛ばり師など待ちの釣りをしている人に追いついた時は挨拶して、上流に行ってよいか確認しましょう。上がるようなら残念ながら距離を飛ばすか移動で、もしも了解が取れたなら、そっとあがりましょう♪

釣り下るのは、「帰りが楽でしょう?」という面はあるかもですが、上・源流域で釣り下ると無用な軋轢を生む場合がありますので、基本的な考え方として覚えておきましょう。

番匠川の林道

【駐車スペースに注意しよう】

畑仕事に入る細い農道などはもってのほか、離合地点なども避けておくのがベスト。タイヤや車に被害があっても、かなり自己責任に近いと思います。友人に渓流釣り場のポイントを聞いたときは、駐車スペースなども確認しておくのがいいかもしれません。

ついつい忘れがちですが、渓流を含む「山でも仕事をしている人」がいるということ。自分の会社や自宅駐車場前にどかんと停められたら、いい気はしませんよね。

多少入渓地点から遠く面倒でも問題のなさそうな箇所に駐車しましょう。「こんなとこ、人来ないよね」、それ甘いです自分が来れる川なら誰でも来れると思っておきましょう。

また坂などに停める場合もあるので車止めがあると助かります、ない場合は手ごろな石で代用します。状況によっては(後で駐車される)転回できない場合も出てきますので、進行方向に頭を向けておくのもいいでしょう。

【トイレはどうする?】

自然が呼んでるだけですので、開放的に行きましょう♪ ただし注意が必要で、大きなものをルート上に残すのは歩行者に危険ですので、茂った深い草むらや木の根周辺などルートを確実に外すのが良いかと。

また中下流域や里川などは場所自体が開放的ですし、目立たない場所を探すしかないと思います。そうならないためにも、基本は行く途中で済ませておくのがベスト♪

釣り場を守っていくためにという心

【遊漁券を入手する】
現状の渓流釣りは、ほぼ漁協の放流によって賄われているといえます。漁協に関することの詳細は次項でしますが、条例でも定められているため、漁協が管轄している河川にて遊漁券を買わずに釣ると最悪逮捕ということも。

普通は監視員の人が来て現場購入するか、「遊漁券を買わないないならお帰りください」になります。この遊漁券は最寄りもしくは途中の釣り具屋もしくはコンビニや通販でも入手が可能です。

【禁漁(区)と体長制限】
トラウトを釣るときに注意するのは、禁漁期というものがあることです。だいたい西日本では3月1日に解禁となり9月30日までが漁期にあたり、10月1日から2月末日は禁漁期で釣ることができません。

福井、愛媛をはじめ一部の地域では2月初から中頃に解禁したり、岡山のように8月31日までなど県やその漁協によって変わってきます。淡水釣り場手引に「渓流釣り・トラウト解禁目録」にて県別にご紹介していますので、ご確認の上渓流釣りをお楽しみください。

また解禁期間内であっても場所によっては、禁漁区として保護などのために釣りが禁止されている区間があります。遊漁券などについてきたり漁協や県のHPなどに記されているので、入渓する場合は確認しておきましょう。知らずに釣ったり、入ったりすると要らぬ衝突を産んでしまいます。自分には初めての禁漁区突入でも、周辺地元の方は何度となく経験してますのでかなりの勢いで言われたりします。

折戸川のC&R区間(旧)

上写真の様に、キャッチアンドリリース区間を設定している河川もあります。

また持ち帰る際のサイズにも規定があり、体長12cm以下は禁止などと定められています。誰も見ていないので、と思いたくなりますが「小さいのを持って帰っても仕方ない」、そう割り切って川に返してあげましょう。鶴の恩返しならぬ…(笑)。

川のキャパシティは小さく、トラウトが減っても自然ではすぐに追加はされません。例えば全国人気の釣り場などでは、解禁後すぐに釣り切られ本当に幻の魚です。明日の釣りのため、次世代のためお持ち帰りは適度にした方が良いと思います。

【ごみは持ち帰る】

渓流釣りでポイントに立った瞬間、勇んで降りた河原にマーキングされていることがよくあります、そうミミズの空き箱とよく出会ってしまいます。捨てた人は入渓してるよと示してくれているのかもしれませんが、気持ちの良いものではありませんよね。

その他、弁当の空箱、空き缶などなど、釣りに限らず「来た時よりも美しく」の精神で行きましょう。

も一つ注意が必要なのが、ポイントに降りるため林道などから急坂を下る時です。もちろん落下にも注意が必要ですけれど、割れた空き瓶のかけらなど人工的な尖った物が散らばっていることもありますので、確認しつつルートを下った方がいいかもしれません。「これ、わざとやろ?」ってな箇所に遭遇したこともあります。

【その他】
河川によっては尾数制限や釣り方の制限もあります。こちらはマナーというよりもルールですので、遵守してください。

マナーを守って楽しい渓流釣りを

マナーを言い過ぎると楽しくなくなってしまうこともあり、あまり考えすぎなくて良いと思っています。渓流釣りを始める方に、こんなことがあるから注意してねって感じでとらえてください。

個人的には無用の軋轢やお互いに嫌な思いをしないために、「挨拶をする」に尽きると行動してます。先行者がいる場合は「こんにちは」から、立ち去る時ならば、軽く「お先に」と声をかけたり、ちょっとした情報交換をしたりでお互い気持ちよくなれます。

自分だけの釣り場じゃないと一つ大人になって、渓流釣りを楽しんでください。

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