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大分県の川とエノハ

阿蘇野川・花合野川のアマゴと渓流釣り 大分川水系

投稿日:2016年8月28日 更新日:

~阿蘇野川・花合野川の渓流釣りとアマゴの概観~

大分川水系の支流の中でも芹川と同程度に渓流釣り師の人気、アマゴの実績とも高いのが阿蘇野川であり、花合野川はその予備以上の川として知られている。

阿蘇野川の全体繪図

解禁時から数・型を狙いたい支流だが、GWをはさむとかなり荒れてしまうのは人気ポイントの故でもある。葦を掻き分けてできた釣り人道が笑いを誘ってくれるはず。鮎時期を迎えるとこの喧騒もひと段落するので、この時期の雨後は積極的に大型アマゴ狙いの一発勝負にかけるのもいいだろう。

もちろん、水量に左右される夏を越えると秋色エノハを狙いたくなるだろう。例年通りだと県内他河川に比べて魚の性徴の成熟自体は遅いように感じているので黒味がかった魚体の方が多い気がする。もちろん、鼻曲がりから35そして夢の40アップへの期待を持てる川なのはユウまでもないこと。

ちなみにJR久大線沿いの道を小野屋から庄内駅方面に向かうと小さな釣り具屋があったのを知らずに、「阿蘇野川がホームグラウンドだ」とノタマウのは許さない(笑)。

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阿蘇野川・花合野川の概要と観光

阿蘇野川は黒岳(1587m)の麓にある男池周辺より県道621号線と共に旧庄内町域を東へと流れる。源流部からは谷あいにある小規模な田畑をゆったりとくだるが、熊群山(くまむれやま・805m)北麓にあたる渓仙峡で谷幅が一気に狭まり、夜見渡を経て下流は次第に谷が深く刻まれる。由布市庁舎の脇を抜け櫟木ダム上流の小野屋大橋手前にある城ヶ原オートキャンプ場下で大分川の本流と合流。支流の鍋谷川は、阿蘇野発電所の下流側にて阿蘇野川に行き当たる。

阿蘇野川のアマゴ

黒岳の原生林は「黒岳水源の森」として水源の森百選、また男池湧水も名水百選に選定されている。また白水鉱泉では天然の炭酸水を汲むことができるので、持ち帰って梅酒などで割って飲むのも乙なものと思う。一癖ある味だが慣れると病みつきになる可能性は大。また特産品の梨を210号線沿いでお土産にいかがだろうか。

花合野川は阿蘇野川の北側の谷を流れる。扇山地区から流れくだり湯平の温泉街最下流部にて山下池からの水を伴い、JR九大線湯平駅の下で大分川の本流と合流する。

湯平温泉は石畳や山頭火と共に風情のある温泉地として知られ、気軽に入浴できる共同温泉もある。「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」の舞台としてご存知の方も多いだろう。個人的には寅さんも立っていた湯平駅から、谷向こうにある花合野川を想うのがニヒルっぽいがいかがだろうか(笑)。
また、小田の池や山下の池もあるが、やまなみハイウェイからのアクセスが楽だ。

湯平温泉の石畳

阿蘇野川(あそのがわ)の渓流釣りとアマゴ

阿蘇野川は大分川の尺アマゴを語る上で外せない川だといえ、魚影・型共に芹川と人気と実績を二分し、尺越えの平均サイズで云えば芹川には劣るものの40クラスまでを期待していいだろう。型のアベレージで言えば芹川に軍配があがるが、アマゴの美しさで言えば阿蘇野川の方が一枚も二枚も上どころか比べるのも失礼というレベル。

川虫も大きいものが多く、実績も多い所なので通いつめて開拓する価値はある。福岡・佐賀・熊本はじめ県外ナンバーが多いのもその証拠だろう。

阿蘇野川の流れ

大分市内からも近くその上渓相や水況にも恵まれている川で、サイズを問わなければ大分川本流との合流部から源流までどこでもアマゴは反応してくれる。ただし、合流地点から夜見渡上流までは谷が深く入渓場所から要ザイルとなる箇所や泳ぎ必須の溜まりもあるので注意。まぁ基本的には初心者からベテランまで楽しめる川と言える。ただ、工事がたびたび入り毎年少しづつ川の趣を変えてしまったのが気にかかる。

男池周辺が水源ということもあるおかげか水も至極美しく水量もあるのだが、阿蘇野発電所、野畑発電所などで水が切られるためGWを過ぎれば中・下流の一部区間で極端な渇水になることもあるので注意。中~上流域をメインの釣り場として考えて入渓するのを基本としておこう。

全体的にバリエーションのある釣りが楽しめるだろう。渓仙峡の上下流周辺は解禁時がメインで盛期は釣り荒れが酷い。もちろん釣り人は多く、場所確保に苦労する覚悟は必要。中下流域ではヒカリぽいタイプが時折釣れることがある。

源流に近づくと堰堤との戦いにもなるので、安全に留意して狙ってほしい。また男池周辺は水が美しすぎてほとんど魚が居らず、入っても古い落ち葉と砂で動けなくなるので釣ることなどせず、下にある滝が魚止めになっているように思うのでそこまでと考えよう。

個人的には白水鉱泉と男池の水汲み、黒岳・大船山への登山なども楽しめるため、釣り以外でもよく足を伸ばしている。

※禁漁区 庄内町十合野、村内橋より下流500mの間

('05追加)
昨年の台風のせいかは分からないが、復旧作業工事と言う事でまたまた工事が入り、テトラがザクザクと入れ込まれたり、素敵な段落ちがただのチャラ瀬になってしまったりと厳しい箇所も見られる。

('16追加)
入渓する人も多いせいか、鹿猪除けの防護柵が人間にも向けられている気がする。駐車場所や挨拶、入渓・脱渓時に通る道などにも気を使いたい。大分川全体でいえるが、魚影自体が薄くなっているのは気がかりだ。

鍋谷川 (阿蘇野川支流)

阿蘇野川の支流で合流点からポイントはあり、解禁期をメインにアマゴの数釣りも楽しめるだろう。雨後など好タイミングによっては好釣果が得られるだろうが、阿蘇野川本流筋と比べれば専門で狙うにはかなり落ちる。型が出る好箇所を掴めていれば積極的に狙ってもよいが、基本は阿蘇野川での逃げポイントとして抑えておくのが良い。

本筋と比べてもアマゴのサイズ自体あまり期待できない。上流には採石場があるので大型ダンプにも注意、源流域まで行くと悲しくなる荒れた斜面が広がる。

('16追加)
再掲にあたり確認しながら思い出したが、個人的に一部区間に宿題を残していた。さて、年も行ったことだしソロだとメンドイ^^; 犠牲になる可哀想な生贄を探さねばw

花合野川(かごのがわ)

花合野川は周囲の山系も低く流亭も短い上に農業用水及び発電のための取水口等の影響により、一年を通じて基本的に水量は少なく、湯平の温泉街周辺一部を除いて、釣りにならないことが多い。そのため通常は湯平温泉街周辺が主な狙い目となる。

花合野川のアマゴ

工事のためか流域全体で川が非常に荒れた感じを受けるし、短い区間で数多くのエンテも連続するため遡行は面倒を極める。またブロックが多くて釣りにくいため餌釣りならば提灯釣りの独壇場となるだろう。

下流部は水量が多い時は穴場となり良型~一発大物がヒットすることもあるため注意が必要で、タイミングと季節によっては記憶に残る一本をキャッチすることができるかもしれない。近場に来た際は常に入湯しつつ、水量と状況を確認しておくことをオススメする川で、点々と入渓する人を見受けられるだろうが理由はある。

「玉来クロカワ」と「花合野クロカワ」と勝手に並び称すほど、クロカワ虫も通常見られるよりも一回り大きく餌取り場としても有望、温泉パワーのなせる業かもしれない(笑)

湯布院のど真ん中と同じく温泉街にもビッグサイズのアマゴが居ると聞かされているが、湯平温泉街のど真ん中を釣り上がる勇気もなく、湯冷ましに川面を眺めて目を白黒するのが関の山。

('16追加)
ますます川は荒れ、大場や溜りが減り確実に魚影が薄くなっていおり、ルアーでも引く距離が短い場所が増えてますね。ピックアップからの一瞬が勝負を分けそうです。

花合野川

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